タイトル未定2026/08/17 07:37
マンションに着いたマスターと流花は部屋のドアを開けた。
「ただいま」
玄関に入って行くと、浴室から大門が走ってきた。
風呂から出た後らしく、大門の髪の毛は濡れていた。
「お帰りなさい!」
「ただいま」
流花が言うと、大門が声を上げた。
「流花お姉ちゃん!」
「卒業式以来だね。また、身長が伸びた?」
「そんなに、伸びていないよ」
謙遜をするように、大門は言いながら流花と一緒にリビングに向かった。
リビングに入ると、リビングに大門専用の棚があった。
棚の横には、中学で使うカバンがあった。
カバンには、流花がお土産で買ったキーホルダーが付いていた。
「キーホルダー付けてくれたんだ」
キーホルダーを見つけた流花は、嬉しそうに言った。
「流花お姉ちゃんのバックにも、色違いのキーホルダーが付いているね」
流花が肩にかけていた大きなバックに、色違いで大門とお揃いのキーホルダーが付いていた。
大門は、棚から包を出した。
「流花お姉ちゃん、遅くなったけど、修学旅行のお土産」
大門は、流花に包を手渡した。
「ありがとう。見ても良い?」
「うん!」
大門は、大きく頷いた。
包を開けると、修学旅行で行ったテーマパークのマスコットキャラのキーホルダーだった。
「子供っぽかった?」
心配そうに言う大門に、流花は言った。
「ピンクで、可愛い!早速付けるね」
流花は肩にかけていた大きなバックを降ろし、大門と色違いのキーホルダーの隣に、マスコットキャラのキーホルダーを付けた。
嬉しそうにじっと見つめていた大門は、思い出したように言った。
「そうだ!僕、七海に携帯を買ってもらったんだ」
「そうなの?」
大門は充電器から携帯を外し、携帯を流花に見せた。
大門の携帯を手にした流花は、少し意地悪っぽく言った。
「最新の携帯じゃない。大門君、生意気ぃ〜」
流花の言葉に、大門は笑った。
流花が携帯を大門に返すと、大門が言った。
「流花お姉ちゃんと、ラインで繋がりたい」
「オッケー」
流花は、大きなバックから携帯を出した。
流花と大門の携帯にラインが繋がった後、マスターがリビングに入って来た。
「流花、先にお風呂に入っておいで」
「はい」
流花はバックを、大門の棚の前に置き、リビングから出て行った。
リビングを出た流花は、マスターが使っている寝室に行き、クローゼットの扉を開けた。
クローゼットには、ちょっとした流花の衣類やお泊りセットが入っていた。
寝室を出た流花は、浴室に向かった。




