第2話 実戦
ghoskeletonがビルを踏み、街を壊す。
ガラスの雨と火の手が溢れかえり、人々の悲鳴が絶え間なく飛び交っていた。
スラスターとバーニアを頼りに、ツルギはコックピットから蜘蛛の形をした化け物を捕らえた。
「あれか……!」
ツルギはghoskeletonに体当たりをかまし、続いて操縦桿を引いて拳を放った。
ghoskeletonを力技で吹き飛ばしたが、それで倒せるほど容易くはない。
ムチのような触手が襲いかかると、メスカをその衝撃で突き飛ばす。
そしてメスカの身体へ乗り、さらなる次の攻撃が仕掛けられようとしたとき。
(死ぬ……!)
ツルギは咄嗟に操縦桿を動かし、機体の腕部に搭載されたビームソードを抜くと、ghoskeletonの腹を斬り裂き、そこからステップで後ずさった。
ghoskeletonから青白い血が噴き出て、怒りながらツルギに襲いかかる。
「やあああああ!!」
ghoskeletonが糸を吐く。
ツルギはそれを避けるとビームソードを前へ突き出し、ghoskeletonを串刺しにする。
ghoskeletonの攻撃が目先へ伸びてきたとき、ghoskeletonは手足の力を無くし、塵となって消えた。
ギリギリのところで助かった。
ツルギは実戦の厳しさと恐怖を体感し、しばらく息を荒くして固まっていた。
今回出てきた機体
エクセリクシ・メスカ
建造コードExE-Mes001
機体情報
ghoskeletonに対抗するために開発された巨大な有人人型戦術兵器。
ghoskeletonを視認、察知できる特殊体質の人間がパイロットとなることでその力を発揮する。
パイロットが乗り込むことで、パイロットを夢の中にいるような離人的感覚に意図的にさせる。その影響で新たな思考過程を加速させ、潜在的戦闘スキルを向上させることに特化している。
希少性の高いセロトニウム合金を装甲に用いていることで高い耐久性を持っており、両腕に搭載された刀型のビーム兵器・サイケルソードによって並の兵器やghoskeletonであればいとも容易く切り裂くことが出来る。パイロットの精神とのシンクロによって第二形態のような変形機構を搭載しているが、まだまだ謎が多い要素も持ち合わせている。




