表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/22

第7話 3日目

旅を始めて早くも三日が経とうとしていた。



私は今、二つの国の国境にある小さな町に身を寄せている。


今私が目指している場所は、この町を真っ直ぐ進んだ先にある「()()()()()」と言う国だ。



元々この旅に目的地はなく、気の向くままに進んで行こうと思っていたのだが、村を出る前にアレクさんから「アルカディア王国はどうも今国内が荒れていてな、あまり近寄らない方が良いぞ」と言われ、アルカディア王国とは反対の位置にある「アルナ王国」を目指しているのだ。




 どうやら今、アルカディア王国では時期国王になるはずの王子様が王城を逃げ出し逃亡しているのだと言う。




その影響で城内は騒然とし、国内も荒れているらしい。



王子様が城を逃げ出したと言う情報は私が居るこの町にも行き届いている様で、町の至る所から国王や王子に対する悪口や噂話が飛び交っている。


くだらないと思い、私はそんな話には耳を傾けなかった。



私は町中を歩きながら、今夜泊まる宿を探している。



この町は国境にある為、私の様な旅人や放浪者、または冒険者などが食事をしたり休憩する為にこの場所に立ち寄る。



小さい町だが人で賑わい、様々な宿場や食堂などが並んでいる。



食べ物の香ばしい匂いが辺り一面に広がり、私の食欲をそそるのだ。



胸が高まり、気が付けば行く予定のない場所に私は足を向けていた。



私はギリギリのところでハッとし、我に帰る。旅の資金は決まっているのだ。



食費代も、宿泊代も、出来るだけ小さく収めたい。



その為には、出来るだけ安い宿場を見つけなければいけなかった。



野宿……という選択肢もあるが、やはり夜は魔物やモンスターが出やすいので危険だ。



暗くならないうちに探さなければと、私は急いで足を動かした。

     

読んでくれてありがとうございます。

良ければ評価、ブックマーク、いいねをお願いします

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ