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五話目、教会行き(病院行き)

「んぁ......?」


石の天井が動く、そんな状況を見たのは二度目だ。トモノリは手足を動かそうとするが、勿論のように動く事は無い。


「あのーー......ミズキさん?もしかして暴走しましたか?」

「そうですね。」


縛られたまま、背負っているであろう。ミズキと会話をする。


「一応、言いますがコレを解いてはく——」

「......ん、ノー。」

「ですよね......」


トモノリは一応、束縛を解けるか聞くがあえなく失敗。解放はしてくれないようだ。


「大丈夫だ、あと五階ぐらいで出口だ。」

「そうなんですか。」

「もう着いてもおかしくなかったんだけどな......罠で有り過ぎて進めん」

「す、すいません。」


大不幸の影響は恐ろしく、罠や敵の数が多くなっているが、ヴァルキュリア第三部隊は強いようで、難なく突破していく。


そして......奴らが見えた。ゴブリンとスライムのコンビ、一階である。


「とりあえずココ出たら、呪われているから教会に行くからな〜」

「大丈夫ですよ、呪われてませんよ!」

「いや、それは無い」


ベシベシとアズサに叩かれたものの、ダンジョンを脱出した。


「「お疲れ様です!!」」


すると、ご機嫌取りのように見張りは挨拶をする。


ヴァルキュリアは有名なクランで男子禁制だが在籍数も凄く多く、大規模クランと言えるだろう。そして、彼女らは第三部隊でそれなりの力は持っていると思われる。


この世界は力を持っていれば優位に立てる。いや、立てるようになってしまった。

力のある者はダンジョンで力を高め、力を持たぬ者は食料、日用品、鎧、武器などの製造を行う。まあ、ダンジョンのおかげで即席で出来る料理や長持ちする携帯食糧、金属加工、革加工の技術が発展している。


それは置いといて、彼女らとトモノリが向かう先の教会は、各地域やダンジョン外に設置されており、その教会の本部にいるトップである教皇はどんな怪我、病気でも治せるらしいと噂が立っており、スキルレベルも相当なモノらしい。

などで案外近く、教会にすぐ着いて受付へと向かった。


目の前には青髪の凛とした顔の受付嬢であり、アズサが受付嬢と話す。それとトモノリを担いでいたミズキはトモノリを地面へと下ろす。


「ダンジョンで拾ったんだが呪われているらしいから、解いてやってくれ。」

「かしこまりました。その方、まずは診察室にどうぞ。」

「コイツ暴れるけど、護衛とか大丈夫か?」

「心配は要りませんよ。」


受付嬢はそういい、束縛の魔法を解いてもらう。


「じゃあな」

「ばいばい!」

「......ん。」

「バイバイ。」

「は、はい......」


彼女らは別れの言葉を放つが、トモノリ的には嫌々教会に来てる訳で、お礼は言えずらく言わなかった。


「それでは行きましょう。」


受付嬢に連れられ、診察室に連れていかれた。目の前には白衣の中年の先生らしき黒髪の男だ。


「はい。それではステータスの提示と、装備を見せてください。」


そう言われ、素直にステータスを開くトモノリ。診察は体の損傷具合、ステータス表示、装備の鑑定などで行い、先生らしき男は紙へと書き込んでいく。


「はい?......ちょっと、見慣れない呪いでしたので本部に確認を取ります。暴走状態の呪いも掛かっている。専用の部屋へと案内をしてくれ」

「はい。こちらでございます」


先生らしき男が受付嬢に話し、また受付嬢に誘導される。


そして、その部屋は————ほぼ、牢屋同然だった......。


しかし、鉄格子はあるものの、ソファやテレビにベット。娯楽用品までもが有り、割と快適そうだ。


「え?いや......ここ」

「入ってください」

「いや......」

「......」

「......はい」


普通は入らないであるだろうが、トモノリは受付嬢の無言の圧力を受けてやむを得なく、入室させられる。


「犯罪を犯した気分だ......」

「お呼びの際はこのベルを押されてください。」

「はい」


そういい、受付嬢はさっさと帰って行った。


「はぁ......」


ベットに寝転がると、疲れで直ぐにトモノリは眠ってしまうのだった。







「トモノリさん、起きて下さい。」


どうやら、ステータスで名前を確認した受付嬢はトモノリを起こす。


「ふぁ......」


受付嬢を見ると隣には知らない人が立っていた。金髪の男で魔法使いらしい


「こちらは転移魔法使い手の方で、トモノリさんは未知の呪いに掛かったため、本部に飛ばします。」

「いや......行きたくな——」

「その呪いのお陰で、別の呪いも解けなく、周りの危害を与える危険性があるので強制です。勿論費用はこちらで支払いますので......」

「......はい」


トモノリは拒否しようとするが強制で飛ばされる事になっているようで、仕方なく許可をする。


「許可が取れたので転移させてください。」

「はい、了解です。」


そう言って転移魔法使い手さんはトモノリに手の平を向ける。すると足元に魔法陣が作られ始める。


「転移完了まで五秒、5、4、3、2、0」


時間が短くなるに従って、光は強くなり、トモノリを包んだ......




___________



目を開けるとそこは————牢屋だった。ガチの。そしてその鉄格子の先のは.......




なんとかストーリー修正。ホントはこんなにダンジョン長くするつもりは無かった。


無計画。ストーリー無計画。


マジ、バーサーカー(意味不)

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