表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/25

健診

幸せを守ることはエゴでしかない


姫・・・主人公 37歳 

殿・・・姫の旦那 38歳

数週間経った健診の日。

自分でも珍しく 母についてきてもらった。

健診後のランチでもしようかと思っていた。


診察室に呼ばれ ベッドに横になり お腹をエコーでみてもらった。


「ん?」

医師が何度もお腹の上にエコーを滑らせる。


「心臓とまってる」

「え?」

「この前の健診で心臓動いてた?」

「わかりませんが、みてくださった先生は何もおっしゃってなかったですが・・・」


「そう・・・心臓とまってる」

「あ・・・そうですか・・・」


ショックとか悲しいとか感じなかった。

事実だけを受け止めた。


医師は淡々と仕事をこなした。


「堕胎手術するから、その手続きします。来週のこの日どうですか」

「あ・・・はい。その日で」


診察室を出ると母が椅子に座っていた。

その横に私も座った。


「あのさ・・・心臓とまってるって・・・堕胎手術することになった」


その後の記憶はない。

母とランチしたのか そのまま帰ったのか。

気づいた時には家で天井をながめていた。


仕事から帰ってきた殿に報告した

「あかちゃん。死んでた。」

「あ・・・そうなんや」

殿の態度はそれ以上でもそれ以下でもなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ