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遺伝
幸せを守ることはエゴでしかない
姫・・・主人公 37歳
殿・・・姫の旦那 38歳
会社をはじめて数年たったころ 同居の提案をされた。
結婚当初にいた 殿の祖父や祖母は亡くなり 義妹は結婚し
義弟と両親だけになったからだ。
同居はするものだと思っていたので拒否することもなく準備にかかった。
部屋をリフォームしなければ 私たち家族が住むことはできなかった。
空き部屋を全部つかっていいと義父から言われていたが
話がすすむにつれて 私たち家族が住めるのは二部屋だけになった。
納得はいかなかったが 与えられた部屋で私たちが住みやすいようにするしかなかった。
私は知り合いの建築士に頼み見積もりを出してもらった。
外観は変えるなという義父からの命令により内装を充実させることにした。
二部屋だけのリフォームだったが三百万の見積書が来た。
義父は
「百万しかだせないから、百万の見積もりを出してもらえ」
と激怒した。
誰のための住まいなのか?
自分の息子家族が健やかに暮らせることを望まないのか?
怒りが爆発した。
この親子は自分勝手で相手を思いやることができないのだ。




