表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/25

演技

気づいていたけど 気づかないふりをしていた

それが 幸せを守るためだと信じていた

普通を普通として生活するのは難しい


登場人物


姫・・・主人公 35歳 主婦

殿・・・姫の旦那 36歳 自営業

帰り際に占い師がいった。


「仕事中でもなんでも、かまわないから電話をかけて帰ってくるようにだけ言いなさい。

そして、帰ってきたら、絶対に、ヒステリーに責めちゃだめよ。

常に冷静を装いなさい。

でてきた手紙をそっとだして『これは何?』と静かに言いなさい。

そして『一緒に仕事をさせないで』だけ言いなさい」


日中ではあったが 殿に電話をかけ至急帰ってくるようにだけ伝えた。

何も知らない殿は機嫌よく帰ってきた。


「話があって、ちょっと座って。」

キッチンで向か合って座った。


占い師に言われたように そっと手紙をだした。


「これは何?」


ひきつる殿。

その顔をみて わけのわからない感情が言葉とともに口からあふれ出そうだったが

その感情と言葉を飲み込んだ。


「一緒に仕事をさせないで。今すぐきってきて」


私は立ち上がって夕食の準備をし始めた。

これ以上 面と向かって顔を合わせていたら 感情のままに口から言葉が溢れ出しそうだった。


しばらく 殿は 手紙をみつめていたが 静かに家を出て行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ