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占星
気づいていたけど 気づかないふりをしていた
それが 幸せを守るためだと信じていた
普通を普通として生活するのは難しい
登場人物
姫・・・主人公 35歳 主婦
殿・・・姫の旦那 36歳 自営業
人間は動揺した時に自分でも想像もしない行動を起こす。
ママ友の間で占いが流行っていた。
私も興味はあったが 占ってもらいたいことがなく
占い師の名前や場所など教えてもらっていただけになっていた。
私は 手紙を鞄にしまい
占い師のところへ行き 殿と私と夏菜を占ってもらった。
「あなたのご主人は彼女のことばかり見ているわね。
あなたが一番するべきことは、二人を別れさせることではなく、一緒に仕事をさせないこと。
一緒に仕事することを辞めさせなさい。
独立運はこの二人にはないから、すぐに会社はつぶれる。
けれど、あなたが独立運を持っているから、あなたがこの会社を動かしなさい。
外で二人が会っててもいいじゃない。
会社がつぶれなかったら、お金はあるんだから」
冷静に何かを言ってもらいたかった。
この占い師の占いが本当に当たるかなんて どうでもよかった。
自分で決断するのが怖かった。
誰かのせいにできる 誰かをつくりたかった。




