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~決意~
「これからどうするんですか?」
皆が沈黙の中、私はこれからのことを尋ねた。
「やはり原因が不明では下手に動けないね。」
「あの~、一つ提案なんですけど、私もう一度ミルとあってきます。」
「えっ!?」
あまりに予想外の提案だったのだろう。
沈黙がさらに深くなり、目をぱちくりさせていた。
「おい真夏正気かよ!?」
龍の言葉に皆もうなずくが、私はどうしても
あの猫が悪い猫ではない気がしていた。
「お願いしますっ!渡辺さん!!」
いつも以上に熱心に頭をさげ、祈るような気持ちで
目をつぶる。
少しして渡辺さんの口が動いた。
「負けたよ、今回の件は風月さんにまかせるよ。」
「ありがとうございます!!」
こうして無事に説得は終了した。
まぁまたなぜか警備で龍もついてくるんだけど。




