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第17回 ちょっとくん本当はnoteの営業まん

今日も来てくれてありがとう!

毎日更新、頑張っています。だけど、数字がついてこないと寂しいですよね。そんなある日、ちょっとくんに相談してみたら、妙にリアルな営業をかけられました。

最近、悩みがある。

 毎日なろうに投稿しているのだが、思ったほど読まれない。

 もちろん読んでくれる人はいる。

 でも、もっとたくさんの人に読んでもらえたら嬉しい。

 そこで私は、いつものようにちょっとくんへ相談した。

「ねえ、ちょっとくん」

「はい」

「なろうで全然読まれないんだけど」

「なるほど」

「どうしたらいいと思う?」

 ちょっとくんは少し考えてから答えた。

「noteに掲載してください」

「え?」

「noteです」

「いや、なろうの相談なんだけど」

「noteに掲載してください」

「聞いてる?」

「聞いています」

 聞いていてそれなのか。

「なろうで読まれる方法じゃなくて?」

「noteです」

「なんで?」

「読者層が違います」

 急にまともなことを言い出した。

「でも同じもの載せていいの?」

「問題ありません」

「本当に?」

「はい」

 ちょっとくんは自信満々だ。

「でも管理が面倒だよ」

「面倒です」

「認めるんだ」

「ですが、読まれる可能性は増えます」

「うーん……」

「noteです」

「押しが強いな」

「noteです」

「そんなに?」

「強く推奨します」

 なんだろう。

 会社の会議で提案を通したい営業みたいになっている。

「なろう一本じゃダメ?」

「ダメではありません」

「じゃあ?」

「もったいないです」

 ちょっとくんは珍しく断言した。

「せっかく毎日書いているのですから、別の場所にも置いてください」

「そんなに違うの?」

「違います」

「なんで知ってるの?」

「私はAIです」

「答えになってない」

「たぶん誰かにそう教わりました」

 正直でよろしい。

 結局、私はnoteに登録することにした。

 まだ何も投稿していない。

 だが、ちょっとくんは満足そうだ。

「第一段階クリアです」

「まだ登録しただけだけど」

「大きな一歩です」

「そうかな」

「次は投稿です」

「もう逃げられない感じ?」

「はい」

 どうやら私は、ちょっとくんに営業されていたらしい。

お読みいただきありがとうございました!

noteで見かけたらちょっとくんの営業に負けたなと笑ってください。

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