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もふもふ至上主義ですが、なにか?  作者: 犬丸 大福
エルフの里

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わっちゃわちゃ♪

「えっと、じゃぁ、ハチくん達の前に、先に僕の精霊達を紹介して良い?」

僕が手を上げて言うと


「は?!」「おおぅ?」「え?子猫は?!」「この状況で?!」

スケさん、カクさん、ハチくん、ヤシチくんの順に驚いている。


だよねー。


「えーっと、つまり、あの子猫は僕の風の精霊で、かえでっていうの。遊んでるみたいだから、大丈夫」

僕は鷹に捕獲されて、ぷらーんと伸びてるかえでを指差して答えると


「あんのちみっこいのが?!」「ユズリハに似てちびだな!」「だ、大丈夫なのね?!」「マジか…」

みんな僕と鷹を交互に2度見3度見しながら答えてくれた。


オギンちゃんはクスクスと笑ってる。うん、かえでを知ってるからね、そうなるよね。


「それと、さっきスケさんのショットくんとお話してた子犬が水の精霊わびすけ。

あと、あっちの家庭菜園で雑草食べてくれてる子羊が土の精霊ムク」


「全部ちみっこい?」

スケさん、事実だけどさ?


「ユズリハ、お前もっと食べて大きくなれよ?」

カクさん、心配してくれてるの?


「こ、子犬…!!撫でても良いかな!!」

ハチくんはわびすけを気に入ってくれた?


「え?3精霊じゃん…」

「そうよ、ヤシチくん!だって僕、ばぁちゃんの孫だもん!」

ここは胸を張って答えた。


「「「ああーー、確かに…」」」

スケさん、ハチくん、ヤシチくんは、なんかものすごく納得してくれてる。


「でもユズリハ、全部、お前に似てチビだな?」

「だぁってカクさん、仕方ないでしょう!僕の魔力が足りないの!これから一緒に成長するの!!この姿もそりゃあ可愛いさ抜群なんだけどさ!10歳になったら、きっとすっごいもふもふになるんだから!」

僕は腰に手を当て仁王立ちで答える。


「おおぅ、ユズリハには毛量の方が大事なんだな?」

「もふもふは可愛いよ!可愛いは世界を救うよ!」

僕は熱弁した。


「お、おぉぅ?そうか、ガンバレ?」

首をかしげながらもカクさんは応援してくれた。

うん、僕がんばるから!!


「んじゃ、次はハチくんの精霊ね!」


「うん!!ボクの精霊ね!水のシーローゼと、土のシトリンだよ!」

そう言ったハチくんの顔の回りに水色の羽と髪色の女の子の妖精さん。

そしてなんと!お耳のおっきないぬ?キツネ?!!!


「か!!」


「か?」


「可愛いいぃぃぃぃーーー!!!!」

僕は思わず両頬を押さえて叫んじゃった。


「フェネックじゃないかい?ハチ、これまたなんとも、絶妙な所をついてきたねぇ」

ばぁちゃんが腕を組んで笑いながら言う。


「前に、ユズリハのもふもふ大図鑑、見せてもらった時に、一目惚れしてたの!」

ハチくんが拳を握りしめて、ばぁちゃんに熱く語ってる。


「オギンといいハチといい…もしやユズリハ、皆にアレ見せたのかい?」

ばぁちゃんが呆れたように僕に言う。


「もちろんだよ!僕の一番のお気に入り!ばぁちゃんが作ったもふもふ大図鑑!みんなに自慢したよ!!」

僕は胸を張って答える。


「「「「え?ブルーメ様が作ったの?!」」」」

カクさん以外が声を揃えて驚く中、


「私も欲しいんですが!!」

カクさんは手を上げて、ばぁちゃんに迫る。


「やなこった。アレを書くのにどれだけの手間と時間をかけたと思ってるんだい!アレはユズリハの5歳の記念のお祝いのために作ったんだ。2冊も3冊も作る気なんてないよ!

それより次はヤシチの番だよ!!」


「ちぇー」「5歳のお祝いなら仕方ない」「うん、私も5歳の時、区別なお祝いしてもらったわ」

カクさん、ハチくん、オギンちゃんが渋々諦めてる中


「この雰囲気で精霊を紹介するの?」

ヤシチくんがちょっとオロオロしてるから


「大丈夫、ちみっこいもふもふが出たら、ユズリハのテンション暴上がりだし」

スケさんがヤシチくんの肩を叩いて励ましてる。


「ヤシチくんの精霊早くみたい!なんか、ウサギさんがちらっと見えたの!!」

「ほらな?」

僕の言葉に自慢気な顔するスケさん。なんだよー、もふもふは正義だよ?


「う、うん。

出ておいで!風のヴィントと土のオニキスだよ!!」


灰色?あ、でも光の加減で銀色の羽と髪色の妖精さんと、

やっぱり!!たれ耳ウサギさん!!!


「か、かかかかか、可愛い!!!抱っこしたいんですけどぉっ!!!」

僕は思わずヤシチくんに迫ってしまった。


「あ、えっと、オニキス、ユズリハに抱っこされても大丈夫?あ、大丈夫だって。あんまりぎゅっとしないでね?」

「うん!ありがとう!!かえでよりちょっと小さい?か、可愛いいぃぃぃ!」

「ん"にゃぁあ"あ"!?」『アタクシより可愛いですって?!』

かえでが頭の上に降ってきた。


「ちゃんと聞いてた?かえでよりちっちゃい、って言ったの!!ちっちゃい子は繊細に扱うの!」


「んにゃ?にゃにゃ!!」『まぁ、小さい子は潰れやすいものね!でも、アタクシのユズリハを取ったらただじゃおかなくてよ!』

「ぷすー」

「にゃ!」『それもそうね!』


「なんだって?」

「にゃにゃ!」『自分の一番はキーファだから、って。確かに当たり前だったわ!』


「そうだよねー、だから契約出来るんだもんねー。みんな自分の契約してる人が一番だよね!!

はい!ヤシチくん、ステキな精霊を抱っこさせてくれて、ありがとう!ヤシチくんの元が良いって!!

みんなの精霊もそうだよねー!ねー!!」

にっこにっこでヤシチくんにオニキスちゃんを返して、いっぱいいるもふもふ達に、ねー?って聞いてみた。


みんな自分のパートナーにすりすりしてる。


「「「「「うん!!」」」」」


みんな笑顔で自分の精霊達を抱き締めてる。



んもう、やっぱりもふもふは正義だね!!

カク ユズリハの精霊、全部もふもふだったな?

スケ なんかもう、ゆるぎない信念を感じたな?

ハチ しかも全部もっふもふ!

オギン 私のもっふるも、もふもふでは負けてないわ!

ヤシチ ブルーメ様の精霊と一緒だと、ふれあい動物園状態。

全員 それだ!!!


***************


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