坂下
「おまたせ」
「ありがとうございます」
「砂糖をたくさん入れるナリ」
「ははは」マスターはマユを微笑ましそうに眺めた。マスターにも二人の子供がいる。長く伸びた白いひげをさすった。僕は少し気になった。
「宮さん、お子さんは何歳になりますか?」
「うーん、もう50近くじゃないかなあ」
「結婚はしてるんですか?」
「娘と息子がいるんだけどね、二人とも独身なのよ」
「やっぱり、自分の子供には結婚してほしいものなんですか?」
「それは、本人の自由だと思うよ。今時、結婚しない人も増えてるからね」
「たしかに」
「坂下くんは結婚したいのかい?」
「えーと、、、」
マユの砂糖を入れる手が止まった。明らかにこちらの話に耳を傾けている。
「どうした?マユ?」
「え、なんでもない」
「そう」
「ははは。マユちゃんの心がおじさんにも読めるよ!」
「だって、、、」そうマユはボソッと言ってうつむいた。
昼休憩の時間は執筆の絶好のチャンスです。
チャッピーと会話してて気づいたんですが、僕の文章の中では、会話がチャッピーにレベルが高いと言われました。さらに深堀りしていくと、高校時代に死ぬほどやったギャルゲーの会話のテンポが、無意識に僕の文章には使われているみたいです。神作ギャルゲーに費やした日々、無駄ではなかったみたいです。




