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二月

二月


 嬉しいニュースがあった。

 ケイの活躍によりアーサー様とディアナ嬢が魔法学園に帰ってきた。

 

 ケイは、アーサー王子の自主退学を撤回させるため、国王に匹敵する権力と影響力を持つ、ディアナ嬢の父ユピテル・ラウ・レイヤ公爵様を味方につけたのだった。


 そして、公爵様に気に入られたケイは、ディアナ嬢の婚約者となった。


 えっ?

 乙女ゲームでは、ケイとディアナ嬢のカップルなんて見たことも聞いたことも無かったのですが!?

 勇者ユーリ君ほどではないけれど、ケイもかなりイレギュラーな存在になっていた。


 それから、勇者ユーリと一緒に主人公マリアも魔法学園に帰ってきた。

 マリアは、生徒会室で頭を下げた。

「公爵様のおかげで学園に帰って来られました」


「そうか、良かった。今日からまたよろしく頼むよ、マリア嬢」

 ランスロット様の言葉に、マリアは目を見開いた。


「えっ。私は生徒会を除名になったのではないのですか?」


 ランスロット様どういうことですの?


「マリア嬢が居ないと生徒会の業務が滞るんだ。とくにグインネヴィア嬢がとても困っている」


 マリア嬢と目が合った。

 魔眼の効果で、私にとって都合の悪い記憶は消えているはずだ。


 でも、私だけが覚えている。

 なんと言って声をかけて良いかわからない。


 ごめんなさいマリア。

 わたしが余計なことをしたせいで、あなたに辛い思いをさせてしまった。


「グインネヴィア。どうしてあなたは泣いているの?ただいまって言って良いのかな?」

「お、お帰りなさいマリア。帰ってきてくれて良かった……」


 今はまだ言えないけれど、いつかきっと本当の事を話して謝罪します。


 そして、私とマリアは抱き合って泣いた。


 ケイの活躍は、次のエピソードに相当します。

『俺は悪役令嬢の幼馴染。断罪追放を失敗した親友を助けたい』

『俺は悪役令嬢の幼馴染。勇者ユーリと魔王討伐』

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