第2章 本当の狂気<入学試験編> 2 巡る記憶
歩きながら菴羅は話し始めた
綺羅菴羅
「さっきの魂に付随する意識があるって言ったけど
異能の起源あなたはご存知?」
四季信也
「ああ90年前ほど存在Xと名乗ったものが異能を与えたんだろ」
綺羅菴羅
「そう歴史上はそう言われてるけど
本当は存在Xは補助したんじゃなかったのかと
私の家は異能研究の名家なのそこの資料によると
いくつかの結果が記されてたの
まず1つ目異能は氣道によって稼働し練度が上がる
2つ目伝統型と固有型の違い
・伝統型=神を信仰したりして異能を授かる形
・固有型=血統も遺伝性も性格も関係のないユニーク性の形
そして最後のが問題なの
3つ目氣道の順応の量が多い人が異能を覚醒しやすい
つまるところ存在Xは氣道の多い人が覚醒するように開けたのよ」
四季信也
「開けた?なにを?」
綺羅菴羅
「理よ
そう理の扉異能という存在の概念そのものを」
四季信也
「それってまさか」
綺羅菴羅
「そう与えられたのではない
引き出したのだ異能という存在を
そして氣道はなにか知ってる?」
四季信也
「まあ基礎の基礎だけで精神エネルギーって言うことだけだな」
綺羅菴羅
「ほんとに基礎の基礎ね
まあ問題はないけどじゃその氣道はどこから来るか
考えたことある?」
四季信也
「そういえばそうだな体内?でも確か空気中にも氣道があるんだっけ」
綺羅菴羅
「そうだから私はこう思うの意思の奥にある生命の大本である魂という存在
そこから生まれると思うの」
四季信也
「空気中にある氣道は生物の溜め込んだものだと?」
綺羅菴羅
「それだけとも言い切れないわ
だって自然も蓄えてるのも考えるともう完全に高密度の氣道になるのもう別物レベルでね
まあここは関係ないから本題に戻るわよ
<魂→氣道→異能>この通りに経由してみんな使用している
じゃあ魂はどうしてるのかと考えると
昔は<輪廻転生>という言葉が存在した
ゆえに巡り廻り新たな生へと生まれ変わり
人格が新しく馴染み変わる
その馴染む前の自身の残滓が干渉した感じかな
おっとおしゃべりしてる間についたみたいだよ」
そして信也達が山林を抜けると広がったのは




