第71話:帰還
重い足音。
アーサーの重い足音が遠ざかってから、どれほどの時間が経ったのか、タカにはわからなかった。どんどん、どんどん、何もないところへと消えていった。
重い足音。
タカは、クルルが自分のそばを去ってからどれほどの時間が経ったのか分からなかった。
重い……
「行こう。」
彼は顔を上げると、そこにアーサーが立っていた。その瞳は冷たく、表情は淡々としていた。まるで、この一連の出来事が彼にとっては何の意味も持たないかのように。
……そして、その背後で、エキルとエイラールが無気力そうに待っていた。
アーサー。
彼の顔には何か陰鬱なものがちらりと浮かんでいたが、タカは疲れ果てていてそれについて考える余裕もなかった。わずか数時間の間に、彼らは皆、あまりにも多くのことを経験してきたのだ。先ほどの任務にこれらが重なり、彼の気力は完全に失われてしまっていた。
だから、彼はそれについて考えようとはしなかった。ただ、静かに、疲れ果てた足取りで、来た道をよろめきながら引き返した。いつものように、アーサーが隊列の先頭を歩いていた。クルルは帰り道に残りの遺体を回収しようと提案し、アーサーもそれに同意した――そして、タカとベリルを隊列の最後尾に配置した。「あいつらには、もう十分見させすぎだ」
そのおかげで――別に不満はなかったが――タカが知っていたのは、時折一行が立ち止まり、遺体を布で包んでから歩き続けることだけだった。立ち止まった場所や誰が誰を運んでいるかから、タカはクルルがエドワードを、エシルが少女を、そしてアーサーがエルフともう一人の亡くなった冒険者を運んでいると推測した。
エシルとクルルは歩きながらおしゃべりをしていた。タカは耳を傾けていたが、エシルがまたゴブリンに関する理論を延々と語っていることだけを見極めるのに必要な程度にとどめた。彼はその話を無視した。頭の中はすでに他のことでいっぱいだった――それに、ゴブリンにはうんざりしていた。ゴブリンの話も、ゴブリンを見るのも、もううんざりだった。
帰り道は行きよりもさらに過酷だったが、少なくとも終わった。少なくともレルンは無事だ。少なくとも彼らは生き延びた。
そう自分に言い聞かせても、タカには誇りなど微塵も感じられなかった。自分は何もしていない。いざという時、彼は思考が停止し、パニックに陥ってしまった。全くの役立たずだった。それどころか、足手まといだった。
「何があっても、俺はまったく変わっていない」
そう思うと、苦い感情が込み上げ、目に熱を帯びた涙が込み上げてきたが、涙は頑なにこぼれようとしなかった。
「デーンはきっと僕をがっかりさせるだろう。僕がこういう状況でこんな風に反応するなんて知ったら、きっと僕を嫌うに違いない。僕を負け犬だと思って、『もう君のことなんてどうでもいい』とか言うに違いない。アーサーがなぜ僕をそばに置いてくれるのか分からない。僕には何もできない。こういうことが起こるたびに、僕は役に立たない、まったくの無価値な人間だと証明してきた。僕はもう……」
タカは力なく首を振った。
「黙れ。さっさと黙れよ……もうクソほど疲れた。」




