↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『異世界の記録:3人のパーティー』  作者: Hikaru Taka
第6章: 暗い不確実性

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

65/74

第65話:森へ

彼らは森を目指して北へと向かった。

タカは「まずは他の火事を消すべきじゃないか?」といった趣旨の質問をしたが、鳥族の仲間たちが行った調査によると、残りの火事はすでに冒険者や町の人々によって迅速に処理されていた。この事実を知り、彼の胸には不安が込み上げた。これから待ち受ける事態に、自分には到底備えようがないという、胸が締め付けられるような感覚だった。

北の郊外に差し掛かったとき、彼らは4人の衛兵に止められた。

普段なら、衛兵の姿はタカに希望や自信、あるいは安心感さえ与えてくれたかもしれない。しかし、ヘルメットで顔を隠したこれらの衛兵たちは、彼をますます緊張させた。

「氏名と身分証を提示してください」

彼らは順番に名前を名乗り、冒険者証を提示した――一瞥されただけで、通り過ぎるよう手招きされた。タカは、彼らが重たい足取りで進んでいく中、自分たちも通すべきだと警備員と口論する若い声を耳にした。

タカがそれについて思いついたのは、「いや、君はついてくるべきじゃない、信じてくれ……」ということだけだった。

6人のグループにしては、旅路は異様に静かだった。とはいえ、おそらく現在の状況が、頭上に漂う重苦しい空気を招いていたのだろう。エイライアは冗談を言って場を和ませようとしたが、誰もそれを面白がらなかったため、彼は残りの道のりを不機嫌そうに過ごすことになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。