第48話: マナのチャネリング
ベリルは三日間、その日課を貫いた。目を覚まし、食事を済ませ、それから訓練に出かける。もちろん、ただ無闇に剣を振り回して恥をかくようなことはしなかった――マナ注入やあの「シールド」の呪文などを学びながら、マナの込め方を練習していた。彼は忙しく過ごしていた。
アカデミー入学初年度、マナチャネリングは基礎剣術の必修導入科目として教えられていた。マナを手に集めて一撃の威力を高めたり、脚に集めてより速く走ったり、より高く跳んだり……これを使うのに、魔法使いである必要さえなかった。ほとんどの剣士が、何らかの形でこの技法を活用していた。かつてはこの技法が中級レベルの講座で初めて紹介されていたと読んだことがあったが……
もちろん、生まれつきマナの制御能力が極めて低く、意識的に制御することなど到底望めない者も時折いた。興味深い研究がいくつか行われており、感情の感受性が高い者は、マナの制御レベルに関わらず、極限の状況下で無意識のうちにこの技を発動できることが示唆されていた。理論的には、母親が子供を死から救うために、落下してくる100トンの巨岩を止めるという概念に似ていた。
ベリルは、たまたまマナの制御にそのような問題はなかった。むしろその逆で、彼はマナの制御能力が平均以上であると言われ続けていたのだ!
いずれにせよ、難しいのは「マナチャネリング」と「マナ付与」を同時に発動させることだろう。これらは類似したプロセスであるためだ。まず第一に、どちらもある程度の集中力を必要とする。「マナチャネリング」は、体内にマナを循環させるようなプロセスであるのに対し、「マナ付与」はその正反対だ。より「呪文のような」性質を持つ。 マナを外へ押し出さなければならないのだ。だから、両方を同時に行うのは……まるで二つのことを同時に考えるようなもので、難しいだろう。
うーん。まずはインビューメントの準備を整え、その後、その「回路」へのマナの安定した流れを維持しつつ、腕へのマナ・チャネリングに集中すればいいのかもしれない。
「ああ、理論上はそれでいくはずだ……」
まあ、少なくとも、氷や稲妻の爆風をあちこちにまき散らす段階は脱していた。一日かけて実験を重ねた結果、武器に風の元素を宿らせるプロセスは、マナチャネリングそのものを使うのとほぼ同等であることがわかった。これで、彼が使いこなせるようになった基本元素は、4つのうち3つとなった。
残ったのは火だけだったが、その点に関しては……彼は完全に壁にぶつかってしまっていた。




