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我が手は血に濡れつつ  作者: 尚文産商堂


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第14話

そしてスーパーにつく。

適当に買い物をして、カバンに荷物を詰め込むと、声をかけられた。

「珍しいな、こんなところで出会うなんてな」

聞き覚えのありすぎる声、袋詰めがちょうど終わったものでひょいと顔をあげると。

「南さん。お疲れ様です」

「お疲れさん。今日は買い出しか?」

「ええ、冷蔵庫の中身がなくなってしまいまして」

さすがに背広ではないものの、襟付きのシャツを着て、スーツといっても通用しそうな黒色のズボン、そして運動靴で南さんは立っていた。

「南さんも買い物ですか」

「そうだな、友人と一緒に、な」

南さんは笑いながら俺に答えてくれた。

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