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第13話
9月中旬、何もしなくても結局時は流れ続けるものだと実感をする。
ほとんど何もすることがなく、ぼんやりとした日を過ごしていたわけであるが、それでも一人暮らしの冷蔵庫は空になり、中身を補充することだって勝手にされることはない。
「……買いに行かないとな」
アパート備え付けの小さな2ドアタイプの冷蔵庫、その中を確認して俺は独り言をつぶやいた。
なんとかして重たい体を引きずって、適当な私服を着て外へと出る。
この時期ともなれば、暑さもしっかりと和らいで過ごしやすい気候になっている。
思わず寒いと思ってしまうような風も吹き始め、長袖が合うような気がした。
近くのスーパーへの買い物だから運動靴に、買い物袋は肩にかけてアパートを後にした。




