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我が手は血に濡れつつ  作者: 尚文産商堂


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13/15

第13話

9月中旬、何もしなくても結局時は流れ続けるものだと実感をする。

ほとんど何もすることがなく、ぼんやりとした日を過ごしていたわけであるが、それでも一人暮らしの冷蔵庫は空になり、中身を補充することだって勝手にされることはない。

「……買いに行かないとな」

アパート備え付けの小さな2ドアタイプの冷蔵庫、その中を確認して俺は独り言をつぶやいた。


なんとかして重たい体を引きずって、適当な私服を着て外へと出る。

この時期ともなれば、暑さもしっかりと和らいで過ごしやすい気候になっている。

思わず寒いと思ってしまうような風も吹き始め、長袖が合うような気がした。

近くのスーパーへの買い物だから運動靴に、買い物袋は肩にかけてアパートを後にした。

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