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新世界に魔法を  作者: みかんグミ
第一章『王都編』
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第11話 想定外な出来事

ほんっっとうに遅れてすいません……( ;∀;)

なんとか投稿できました……。

「なんで、レオンが……。」


 私は、なんともいえない感覚に襲われた。これは、どういう感情なんだろうか。どういう___。


「__?知り合い、ですか?」


 私が頭を抱えているとき、ハイラがそう聞いてきた。知り合い、というか……。


「友達、だね。元だけど」

(元……?)


 あれ、私どこかで絶縁していたんだっけか。·····いやでもと、考えを改める。あの日から、ここまで時間が経ったのだ。それに·····。と考えると、絶縁も仕方の無いことなのかもしれない。


「本当に短い間だったけど、今でも好きだよ、フレア」

「___!?」


 そう思っていたのだが、嫌い発言されると思ったらまさかの逆で困惑する。

 どういうことかと考えているとき、ハイラが今度はレオンに問いかけた。


「ま、待ってください。」

「ん?」

「あなたは一体、何者、なんですか…………?」

「あ、そうか。まだ言ってなかったっけ」


 ハイラの問いかけにそう答えると、ニヤッと笑って中途半端に手を広げる。


「私はレオン。元人間で、この事件の__主犯です」

「___________ッッ!?」


 ハイラやリベリカたちに強い動揺が走る。レオン、この間にどうしてしまったんだろう。

 昔は、こんな______。

 私達がそれぞれの反応をする中、レオンは言葉を続ける。


「私は貴方がたへ、忠告に参りました」


 忠告……?レオンは「えっと、たしか」と呟いてから、


「死にたくなければ、私達に抵抗するな」

「!!」

「以上です。___っはぁ。」


 レオンは安堵したような表情を見せる。リベリカ達も、頭にはてなマークが浮かんでいた。


「___?」

「ちゃんと言えてよかった!!!」


 急にパァァァッと顔を輝かせてニッコリ笑う。


「ではそれだけなので、会える日が来たら」


 レオンはそう告げて、くるりと窓の方に向き直ってスタスタと歩いていく。

 でも、そのまま元の場所に返すのを許さない者達がいた。


「親切に忠告どーも」

「?はい♪」


 リベリカはイライラしているような感じで、でもレオンの返答を聞いたあと、すぐ魔力を発動させる。

 

「___!」


 レオンもそれに気づいて、顔だけこっちに向き直った。


「____でも」


 リベリカは魔力で形作られた金色にまたたく剣をレオンの方に、そしてハイラはリベリカの隣に立って、魔法で出現させた大きな槍を手にすべらせ、地面にかけた。


「主犯をそう簡単に逃がすとでも?」

「あら」


 少女二人とはいえ、流石は世界を統べる国ベルカルの王女なだけある。弱いわけではなく、かなりの強者なようで、結構な圧力がある。

 だが、レオンは全く怯む様子もなく、薄ら笑いを浮かべている。


『アイシクル・レイン』

「わお」


 急に発動された魔法に驚き、私はサラの方に視線を向けると小杖を持ってレオンの方にかすかに杖を向けていた。


「____ッ!?」


 すると、レオンの姿がなくなっていた。


「あれ、どこに……?」


 ハイラも動揺を見せていた。更に探そうと思った瞬間、上から声がした。


「__危なかった、さっきのは2節だから中級魔法だけど、上級魔法に匹敵するほどの高威力って噂される魔法だ。あなた、かなりの実力者だね」

「_______よくおわかりで。ですが、実力者というのは買いかぶりですよ」


 一瞬でレオンに放った魔法を暴かれ、少し嫌な顔をしながらも、必死で対応していた。

 王室にいる全員が、呆気の顔で天井周辺を見る。そりゃそうだ。


「まさか、あなたは……。」


 リベリカは、冷や汗が流れ出るのも気にならないほどの動揺に襲われた。あれは、どうみても___。

 真っ白い大きな翼から、だんだんと下側から黒に染まっていったような感じで、上の先端だけ白い両翼。

 そして、髪から生え出る金色のうねったツノ。

 その姿は_____。


「___堕天使」

 

 カーシックが息を呑んで記憶からその特徴に当てはまる種族の名前を口にする。

 _____その、神の怒りを買い、天上界から下界に墜とされた天使たちの名を。


「なんで、レオンが……?」


 どこかおかしい。レオンが堕天使になるはずなどないのに。


「______ッ、サラさん、追撃を!私とハイラは近距離で!!」

「だ、駄目です!!」

「!?」


 リベリカはサラに追撃を頼もうとするが、サラは断った。あれは………………。


「なんで……?数で押せば!」

「いえ、おそらく私達では……。堕天使は全種族の中でも力は上位を誇ります。まず簡単には倒せません」

「えへへ」


 リベリカとサラが講義し合う中、レオンは褒められたように照れている。


「それに、私と一番相性が悪い……!」

「_______ッ!!」


 そこで一度リベリカの言葉が詰まった。これは、結構大変な状況になっているが、どうしようか……。


「んー」


 レオンは少し考え込むような仕草をしてから、うん!と顔がパァァっと晴れて、


「えっと、今回限りはあなたたちに危害を与えるつもりはないので!今のうちに失礼しますね」


 とふわふわしながら、だが異常なまでのスピードでレオンが来るときに光線を放ったことでできた穴を通り抜けていった。


「一瞬ね……。」


 リベリカは、あの場で全く何もできなかったことを歯がゆく思いながら、拳を握りしめる。

 サラは、元々レオンがいた天井を細目で見つめながら、緊張の抜けた薄れ超えで呟いた。


「今回限り、か…………………………。」

ここまで読んでくれてありがとうございます!できれば評価等よろしくおねがいします!今後の励みになります!

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