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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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ショッピングモール(後編)

「広也、本当にいいのか?」

「おう!メニュー選びの時に伝えたように愛美と朝輝の誕生日祝いだからさ、最初から俺が出すつもりだったから気にすんなって」

「わかった。ありがとな」

「いいってことよ!」

 食べ終わってバーコード付きのテーブル番号を持ってレジに向かい精算を済ませる。


「それじゃあ、一旦別行動で」

「わかったわ」

「荷物が多くなったら連絡しなよ?車に運ぶの手伝うからさ」

「ああ。頼むよ」

 ハンバーグ店を出たところで俺と雪華は別行動をする。


「まずはどこに行く?雪華も冬の洋服を見に行くか?」

「う〜ん。あたしって服装にそれほど興味が無いからな〜。いつものショッピングモールで足りるしなあ」

「でも、店は違うから見るだけ見てみれば?」

「やだ、もう、ひろ君てば、そんなにあたしの下着を選びたいの?」

「なんでそうなるんだよ!それなら俺が行きたい店に行くぞ」

「あーん」

 ま、レストランフロアから俺の行きたい店は遠いから雪華が見たい店があれば立ち寄る予定だ。


「ひろ君?どうしたの?」

「いや、この服なんだけど雪華に似合いそうだなと思ってさ」

「ふ〜む。試着してみようか?」

「頼むよ」

 衣料品が集合するフロアとは別の店で雪華に似合いそうなロング丈のボアコートがマネキン展示されていたから立ち止まって見ていたら雪華が試着をしてくれることになった。


「どうかな?店員さんがパンツスタイルの他にもロングスカートもいいって言うから、それも試着してみたよ」

「おお!いいじゃんいいじゃん。すごく似合っているよ」

「そ、そうかな?」

 くうっ!店員さんが近くにいるからか少し照れ気味の雪華が可愛いぜ。


「本当にいいの?」

「おう!元々気に入ったコーデがあればプレゼントする予定だったからな。値段が気になるなら早めの誕生日プレゼントと思ってくれていいから」

 購入したのは俺が似合うと思ったボアコートと店員さんチョイスのロングスカートだ。

「わかった!ありがとう」

 嬉しそうに腕を組んでくる雪華に、俺もニッコリだ。


「目的地ってここ?」

「ああ。俺達が求めるようなのはいないと思うけど、念の為に見ておきたくて」

「なるほどね」

 見ておきたかったのはペットショップ。店内入口横にはガラス越しに子猫が寝ていたり、おもちゃでじゃれている様子を見ることが出来る外観となっていて子猫を見るのに足を止める人がチラホラいる。


「犬や猫ばかりだね。あたし達が使う飼育用品も無いし」

「想定内だよ、期待はしてなかったから。それじゃあ、皆と合流するか」

「うん」

 店内は主に犬と猫ばかりの飼育用品で、片隅にウサギとハムスターの餌とかが置いてある程度の店だった。俺達が飼育しているのは餌すら置いて無かったので店内をグルッと回っただけで終わり。


「ひろ君さ、もしもあたし達の子供が犬か猫を飼いたいって言ったらどうする?」

「犬は散歩の手間があるから却下だな。猫は賢さがあるアビシニアンなら認める。まあ、そうならないように英才教育をすればいいさ」

「あはは。確かに。でも、何であたし達ってこんな趣味なんだろうね?」

「正直わからないよな。そういう趣味の遺伝子が眠ってたんじゃねーの?」

「不思議だね〜」

 そんな会話をしながら食料品売場へと向かう。母さんに連絡したら、今は衣料品の買い物を終えて荷物を置きに駐車場にいるらしい。だから、食料品売場で合流することになったのだ。


「「おにいちゃん」」

「おう!」

 俺に気付いた愛美と朝輝が手を振ってきたから手をあげて応えておく。


 母さん「買いたい物はあったの?」

「俺は無かったけど、雪華に似合う洋服があったから買ってあげた」

「あら〜」

「そっちは?」

「わたしとお父さんの服を数点ね。後はゲームソフトを1本」

「妹弟達の服は買わなかったの?」

「最寄り駅前にある店で十分よ!着れるのが今だけなのに高いんだもの」

「あはは。確かに」

 母さんとそんな会話をしながら買い物カゴを店内カートに乗せて売場を見て回る。


 母さん「今日はレンチンするだけのレトルトでいいわよね」

「だな。昼にハンバーグだったから、それ以外にしよう」

 父さん「広也、それなら刺身はどうだ?」

「やめとこうよ、高すぎるって。刺身にするなら帰ってから近所のスーパーで買うほうがいいよ」

「そうなのか」

 それに妹弟達が好きな白身魚は少ないし、マグロの中トロや大トロは確かに魅力的だけど気分では無い。


 愛美「おにいちゃん、ドングリがうってるよ」

「おお!ハシバミか、珍しいな。買っていくか」

 朝輝「どうするの?」

「食べるんだよ。椎の実と一緒で美味しいぞ?明日、調理してあげるからな」

「「うん!たのしみ」」

 食料品の店内の企画コーナー?で地方の物産展が開催されていたから、地元有名店監修のラーメンやお菓子とかも購入する。彩夏はきのこが無いか探していたけど無くてガッカリしていたよ。

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