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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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ショッピングモール(前編)

 土曜日。

 今日は午前中から少し遠方のショッピングモールへと出かけることになっている。


「「おでかけ♪おでかけ♪」」

 母さん「ハイハイ。朝ご飯食べて準備しないとおでかけ出来ないよ」

 愛美と朝輝がテンションが上がっているから母さんが宥めている。彩夏は出かけるのは楽しみみたいだけどお腹が減っているのが上回っているらしく、納豆ご飯とメッキの自家製干物を食べている。


「今日は両家の祖父母さんも合流するの?」

「合流しないよ。一応は最後の孫だからお金は出してくれるみたいだけど、一緒に選ぶのは飽きてるみたい」

「飽きる?」

「孫が多いから。ちなみに俺は中間よりやや下の位置だから小学校入学のお祝いは無かったよ。ただ、近くに引っ越ししてきて喜んだ中学入学の時は大奮発してくれたけどな」

「そうなんだ」

「ま、俺が今の趣味に本格的に取り組んだのはここに引っ越ししてからだからな。ありがたかったよ」

「あー」

「それと、前にも話したけれど俺達兄弟は一般的な同年代のプレゼントが通用しないからさ「イヤー」って言われるならお金を渡したほうが気楽なんだとさ」

「あはは」

「さ、準備が終わったら出かけるぞ?昼飯も向こうで食べるからな」

「大丈夫かな?」

「子連れも多く利用する施設だからレストランで多少騒いでも平気だよ。個室スぺースのあるところもあるからさ」

「それなら安心だね」


 ショッピングモールの駐車場に入るために少し混雑したけど、それ以外はスムーズに到着して小学校入学の特設会場を見ることにした。


「あみちゃん、小学校は6年通うの。今好きな色じゃなくて、ずっと好きな色がいいの。今好きな色は文房具にしたほうがいいよ」

 愛美がいつも好きな色じゃなくて、今好きな色のランドセルを選ぼうとしていたから彩夏が待ったをかけている。流石は現役小学生だぜ!


「ひろ君、アレ」

「うお!漫画とかでは見たことあるけど、本当にレインボー色のランドセルってあるんだな」

「朝輝くんが興味津々だけど、止めなくて大丈夫?」

「興味があるだけだよ。それよりも隣の男の子のほうが危ないと思うぜ?」

 まずは色を選び次は機能面へと移る。これも彩夏が大活躍で、学校支給のタブレットと折り畳み傘がすんなり入るかを見極めてくれていた。


「おにいちゃん、こっちはダメなの?」

「これはここに金具があるでしょ?この金具があっくんが通う小学校では必要だから無いのはダメなんだよ」

「へー」

 ランドセルの側面にある金具。あそこに防犯ブザーを取り付ける決まりだから、無い種類のは遠慮して欲しいと学校側から伝えられている。ちなみに防犯ブザーはランドセルと胸元、腰の3か所に付けて登下校する決まりになっているのだ。


 気に入ったランドセルも決まり次は学習机へと移る。ランドセルは当日持ち帰りでは無く、店舗在庫が無く配送という扱いとなった。


「彩夏隊長!学習机はどれが良さげですかね?」

「おにいちゃん隊員。これがオススメだね」

 彩夏が選んだのは、現在彩夏が使っている机と同じ会社のバージョンアップ版だった。

「父さん、彩夏のオススメはこの机だって!どうする?木目調のシンプルな見た目だから大学まで使用可能だと思うぜ?」

「なるほどな」

 母さん「あみちゃんとあっくんはこの机どう思う?」

「ぼくはこれでいいよ」

 愛美「あっちのきいろのはダメなの?」

 彩夏「あみちゃん…あれは暗いと光るみたいだから、夜にトイレに起きた時にビクッてなるよ?」

「それはヤー」

「あみちゃん、ぼくもこまるよ」

 という事で愛美が気になった蛍光カラーの机は却下されて木目調の机に落ち着いたのだった。


 母さん「さて、無事に決まったしお昼ご飯を食べに行きましょうか」

「「「ごはん!」」」

 母さんの昼ご飯という言葉に妹弟達のお腹が反応したみたいだな!そういう俺も反応したし。


 レストランフロアの店舗看板を見てどこで食べるか考えていると。

「ラーメン店が多いみたいだね」

「だな。こういったモール内なら変なマイルールの店は無いと思うから入りやすいかもしれないな」

「マイルールのある店が怖くて外食でラーメン店には入らないもんね」

「だな。高級レストランじゃないのにルールがある店がわからないから食べたく無いもんな」

 雪華とラーメン店について話しをしている内にハンバーグの店に決まったみたいだな。


「昼ご飯のあとはどうする予定なんだ?」

 母さん「衣料品を見る予定よ。広也はどうするの?」

「それなら少しの間、自由行動にしようか。俺は雪華と見て回りたいから」

「わかったわ」

「ただ、最後に食料品を買ってから帰るだろ?その時には合流しようよ」

「そうね」

 彩夏「おにいちゃんは一緒じゃないの?」

「少しの間だけね。雪華お姉ちゃんと一緒に見てくるから」

「ざんねーん」

「途中で合流出来るようなら、お母さんに連絡するからね」

「うん!」

 この後の予定を話している内にハンバーグが到着したので食べはじめる。いただきまーす!

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