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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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海釣り公園再び

「レンジはいつ配達されるの?」

「1週間以内に配送されるみたいだよ」

 雪華も俺が当てたレンジを楽しみにしているらしい。


 さて、今日は雪華を含めた家族全員で釣り公園に釣りに来た。愛美と朝輝は保育園の夏休み(お盆休み)が約1週間あったばかりだけど、遠方にお出かけする機会は無かったから喜んでいる。明日からは保育園ですよ。


 車内で昼飯を食べたら、釣りを開始する。

 愛美「これをき(着)るの?」

「もしも海に落ちたら危ないからね。これを着ていると浮かぶんだよ」

「あみおよ(泳)げるよ?」

 朝輝「ぼくもおよ(泳)げるよ?」

 愛美と朝輝も俺達家族が入会しているジムのお子様向けスイミングスクールに入会したから泳げるようになってきている。

「海は波があるでしょ?プールとは違うから泳げないかもしれないからね」

「「そっかー」」

 今日は同じ釣り公園内ではあるけど、前回とは別の桟橋で釣りをする事にした。海面と足場は低い高さだから落下でのケガは平気だろうけど、溺れる危険はあるからな。海釣り公園でレンタルしたライフジャケットを彩夏を含めた全員着用させている。


 彩夏「おにいちゃん、シマシマのお魚がいるよ」

「あれは、おうちの水槽で飼育しているイシダイやカゴカギダイだね。上から見るとああいう風に見えるんだよ」

「へえ〜。取れるかな?」

「残念だけど無理だね。ワンチャン釣れるかもね」

「そっかー」

 妹弟達は前回同様サビキ釣り。少しコマセを撒くと目視でもアジとかに混じって様々な幼魚が集まってくる。まあ大半がクサフグなんだけどね。

 いつも釣りに行く防波堤にもいるし、本当にどこにでもいるよね、フグって。まあ、愛美と朝輝は釣り上げてプクッと膨らむと笑って楽しんでいるから、コレはコレでいいかな。


 彩夏「おにいちゃん、青っぽい魚がつ(釣)れたよ」

「おお。これはタカべだね。たまにお兄ちゃんも釣ってくる魚だよ」

「やったー」

「「おねえちゃん、すごーい」

 前回同様、俺はサポートに徹している。今日は両親も釣りを楽しんでいて、胴突仕掛けでやっている。当たり前?だけど両親も青イソメは平気で触ることが出来るから、俺のサポートは不要。


「ひろ君、細長い魚が釣れたよ。正確には針掛かりした小アジに食い付いたんだけどね」

「へえ。海釣り公園ってこんなのも釣れるのか!スゲーな」

 彩夏「細長いお魚だね」


 愛美と朝輝も一旦釣りをヤメさせて青空教室の開催です。

「これはアオヤガラ。ここまでが口なんだよ」

 朝輝「すごいね!」

「口は小さく見えるけどね、こうして広げると……」

 愛美「おっきくなった」

「この大きな口で小魚を食べているんだよ」

「「「へえ〜」」」


 彩夏「食べられるの?」

「もちろん!食べられる部位は少ないんだけどね。でも、この大きさなら家族全員分のお刺身は出来るかな」

「「「たのしみー」」」


 父さん「広也すまん。危険な気配がする魚が釣れたんだが」

「!! 触ってないよな!」

「ああ。母さんも触っていないよ」

「コイツはダルマオコゼ。この背ビレが危険極まりないんだよ。触っていたら念の為に病院行きだからホッとしたよ」

「そ、そんなになのか。今更ながら冷や汗が出てきたよ」

「ただ、味噌汁にすると美味しいから毒ビレを処理しちゃうから」

 足場のコンクリートに動かないようにガッチリと固定してからナイフで取り除いて海に捨てる。修学旅行先で食べたオ(・)ニ(・)ダルマオコゼじゃなくて残念とは思ってはいない。あれは別格で危険だからな。


 母さん「広也、タコが釣れたわ。危険な種類かしら?」

「タコは密漁対象だから……」

 雪華「待って!入園料を支払っているから持ち帰り出来るか施設スタッフに確認してみたら?」

「確かにな。脱走しないように見ててくれるか?」

「うん!」


 公園入口まで戻ってスタッフに確認すると持ち帰りOKとの事だった。マジかよ、タコテンヤの準備してくれば良かったな。いや、待てよ?イカ釣りのエギを改良すればイケるか?

 ブツブツと独り言を言いながら釣り場に戻る。

 雪華「どうだった?」

「持ち帰りOKだって。そこで、雪華にはタコ釣りをして欲しい」

「でも、仕掛け無いじゃん」

「このエギをすぐに改良するからさ」

「わかった」

 と、いう事で雪華にはタコ釣りをしてもらう。


「父さん、母さん。そろそろヤメて車内で休憩して帰らないか?愛美と朝輝が疲れた顔をしているから」

 母さん「熱中症じゃないでしょうね」

「違うから安心して。ただ、日陰が無いから疲れたみたい」

「それもそうね。ならヤメましょうか。釣果も十分だしね」

 父さん「そうだな」

 と、いう事で釣りに慣れている俺と雪華でパパパと片付けて駐車場に向かう。芝生広場も木陰とかは先客がいるし他の場所は結局釣り場と同じだから冷房出来る車内のほうがいいからな。


 帰宅する頃には晩飯の準備を始める時間になるからキッチンカーで買うのはソフトクリームやかき氷とかの軽いものにした。


 雪華「すぐに水曜の釣り倶楽部だよね。どうするの?」

「しばらくは魚料理になるな。肉料理は当分先になる」

「だよねー」

 そんなガックリしないでよー。

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