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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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ポテトコロッケ

「あっくんはお兄ちゃんと手を繋ごうね」

「うん!」

「あみもー」

「両手が塞がるから愛美ちゃんは後でね」

「そんなー」

「後でちゃんと繋いであげるから我慢して、ね」

「……うん」

 しょんぼりとした愛美ちゃんには申し訳無いけど、最初は朝輝から。彩夏は母さんで愛美は父さんと手を繋いだ。今日は肩車は出来ないからな。


 日曜の午前中の昼前に家族でホームセンターに買い物に来た。雪華は残念ながらバイトなので不参加だけど。

 ホームセンターに来た理由は昨日当てたレンジを置く台を購入するためだ。昨日帰宅して母さんに報告したら「えーっ!?」とかなり驚いていたからな。型番を検索すると一番安い販売価格でも十万円に届いていたからテンションが上がるのも当然だよ、うん。


「台は使いやすい物を母さんが選べばいいから、俺と朝輝はペットコーナーを見てくるよ。あやちゃんと愛美ちゃんも交代で見ようね」

「「うん!」」


 ホームセンターのペットコーナーだから珍しい種類は販売していないけど、ディスカスやエンゼルフィッシュは販売しているんだよね。観賞魚以外にも犬と猫の販売もしているし、トリミングもやっている。ただ、鳥類はヒナ鳥含めて販売してはいないし、爬虫類の販売も無い。


 朝輝の次は愛美、最後に彩夏もペットコーナーに連れて行っている間にレンジを乗せる台が決まり購入、車に積んで帰宅することとなった。


 ホームセンターから帰宅して、レンジの置き場予定のダイニングに購入した台を設置する。キッチンのスぺースにはもう設置は無理だし、電気の使いすぎでブレーカーが落ちる可能性もあるからな。ダイニングに設置すればキッチンとは別の系統だから問題は無い。


 彩夏「今日はコロッケなの?」

「あやちゃんに英語を教えてくれている彩陽姉さんが食べたいんだって」

「そうなんだ。あやかも手伝う」

 母さん「ありがとう。それじゃあ、衣をつける作業をお願いしようかな」

「うん!」

 さて、遅めの昼飯を食べ終えて父さんが妹弟三人をリビングで相手している中、俺と母さんはコロッケ作りを開始する。揚げるまでに粗熱を取って冷ます必要があるからな。


「ホームセンターのペットコーナーで犬や猫を飼いたがった?」

「いんや。カワイイとは言ってたけど、そういう素振りは無かったよ」

「そう」

「母さんとしては安心なんじゃない?」

「まあね。全員アレルギーは無いけど、飼うとなると色々と大変だからね」

「だよな。ま、キューちゃんの存在が大きいと思うけどね。触って遊べる事が出来るからな、それに加えておしゃべりもするんだから夢中になるって」

「確かにね。さてと、玉ネギとひき肉を炒めてくるわね」

「あいよ」

 ダイニングテーブルで茹でたじゃがいもを潰す作業を母さんとしていると珍しくペットコーナーで販売されていた犬と猫の話題になった。保育園が一緒の子供が子猫を拾ってきて、ひと騒動あったお宅があったらしい。その子猫は家族として迎えたみたいだから良かったのかな?

 自分が拾ってきて飼育するならちゃんと面倒を見ないとダメだぞ!


 時間は少し過ぎて冷蔵庫から小判型に成形したコロッケを取り出す。

 母さん「あやちゃん。コロッケの衣をつける作業するからお願い出来る?」

「はーい」

「それじゃあ、表面に小麦粉を薄くつけてから溶き卵をからめてパン粉の順に全体につけていくよ。お母さんとお兄ちゃんも一緒に流れ作業でやるからね」

「うん!」

「あやちゃんは何をつける作業がしたい?」

「パン粉がいい」

「よし。一番最後の仕上げだから頼んだよ」

「まかせて!」

 俺が小麦粉で母さんが溶き卵を担当する。当然だけど作る量がか(・)な(・)り(・)多いから途中で追加をする事になる。


 母さん「あやちゃん、パン粉が少なくなっているから追加するから待ってて」

「うん!」

「それじゃあ新しいお皿に交換しようか」

 これで大皿2枚目。重ねすぎるとパン粉が落ちるから2段重ねまでにしている。


 彩夏「ふうーっ」

 額を腕で拭う仕草をして、やり遂げたぜ!といった感じの彩夏にクスッとしてしまう。今日はポテトコロッケだけ、残念ながら冷凍エビは冷凍庫に在庫が無いからな。買ってくればいいじゃんと思うかもしれないけど、冷凍品を安売りする日に買いたいからな。


 母さん「どんな感じだった?」

「終盤って感じだったから揚げ始めても大丈夫そう」

「了解よ」

 和室でやっている英語の勉強の様子を見るとそろそろ終わりって雰囲気だったから揚げ始めることにする。

 そして、大皿2枚目に突入したところで。

「俺はキャべツの千切りに移るね」

「頼むわね」

 英語の勉強も終わって晩飯の時間となったけど、俺は雪華を迎えに洋菓子店へと向かう。


 雪華と一緒に帰宅すると彩陽姉さんが帰ろうとしている所だった。

「彩陽姉さん、これ冷凍保存して食べて」

 揚げたコロッケをラップで個別に包み、保存袋に入れたのを彩陽姉さんに渡す。

「ありがとー」

 彩陽姉さんと彩夏が英語で別れの挨拶をしている中、俺はキッチンで俺と雪華のコロッケを揚げ始める。二人で合計6個だからフライパンで揚げる、やっぱり揚げたてがいいもんな。

 部屋着に着替えてラフな格好をした雪華が来たからダイニングテーブルで食べ始める。リビングのテーブルじゃないのは愛美のオモチャが散乱しているからな。


 今日の雪華はバイトで腹ぺコだった影響もあったのかご飯を4杯おかわりをなさいました。彩陽姉さんも毎週+αで食べに来るから玄米で買い足す必要があるな。来月以降の事もあるから母さんと相談しよう。

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