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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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彩夏の帰宅

 昨日採集してきたのは一晩薬浴して、朝食後から水合わせ中で昼飯後には水槽に導入出来るだろう。

 という事で雪華と一緒に勉強を始める事にする。


 雪華「今日のお昼ご飯は?」

「そうめんだよ」

「あのセリフ、言ってもいい?」

「あのセリフ?」

「えー?今日もまた、そうめんー?」

「あはは」

 自宅課題の勉強中なんだけど、小休憩中に俺の腹が「グー」と鳴ったのが影響したのか昼飯の話題となってしまった。

「茹でるのは俺がやるから、雪華がアレンジした料理にする?」

「今日は凪咲さんを含めた三人だけだから、普通のそうめんでいいんじゃない?」

「わかった。それなら俺は勉強を終わりにして薬味を庭に取りにいくかな」

「それじゃあ、あたしも終わりにしてめんつゆ作りしようかな」

「いいのか?」

「うん!」

「それなら、ウインナーもフライパンで軽く焼いてくれるか?」

「Kunnossa(わかった)」


 母さん「雪華ちゃんも我が家のめんつゆを完璧に覚えたわね」

 雪華「ありがとうございます」

「最後のお赤飯のレシピを含めた炊き方は結婚後に教えるわね。ところで雪華ちゃんのお宅の炊き方はあるのかしら?」

「特に聞いてはいませんが」

「もし、雪華ちゃんのお宅の炊き方がある場合はそれも受け継いでね」

「あたしでなくても兄のお嫁さんが受け継げばいいと思いますけど」

「そのお嫁さんが受け継ぐかどうかはわからないからね。覚えておいて損は無いわよ」

「わかりました」

 俺はと言えば、順調にいけば石嶺家の味は明槻さんが覚えるのかなー?と思いながらそうめんを啜るのであった。


 昼飯後は水合わせしていた採集してきたのを水槽に導入していく。これには雪華も手伝ってくれたんだけど。

「ひろ君さ、前から思っていたんだけどさ」

「どしたよ?」

「この90cm水槽達(・)にはどうして導入しないの?あたしが同居を始めてからもずっと立ち上げ状態のままだよね」

「飼育したい海水魚がいるんだよ。ただ、単独での出回りは少しあるんだけどぺアで飼育したいからさ。いつでも導入出来るように空けているんだよ」

「そうなんだ」

「高額なんだけど購入金額は手元にあるからさ、入荷を待っているんだよ」

「入荷するといいね」

「だな!海水魚だけど繁殖視野だからな。もしも繁殖した場合は大きな収入になるから、購入費をすぐに取り戻せるぜ?」

「素敵!頼みますね、旦那様」

「おうよ!」

 飼育部屋だけど、誰もいないから雪華とチュッとキスをしてから部屋を出る。


 朝輝「おねえちゃんはまだかえってないの?」

「まだだよ」

 愛美「はやくあいたいな」

 夏休みという事もあり、今日は俺が保育園への登園とお迎えを担当した。そんな保育園からの帰り道、愛美と朝輝が彩夏はもう家に帰ってきているのか聞いてきたからまだなのを伝える。彩夏は帰りの高速道路が少し渋滞しているみたいで学校への到着が遅れていると学校側から母さんに連絡があったのだ。


「ただいまー」

「「おかえりなさーい」」

「おかえり」

「おかえりなさい」

 彩夏が無事に帰宅したから出社中の父さん以外の全員で出迎える。顔を見ると少し疲れているみたいだけど、充実した表情をしているから有意義な時間を過ごしたみたいだな!


 父さんも今日は定時で帰宅して家族全員で晩飯後、テレビを見ながらのまったりタイム中にインターホンが鳴った。

 父さん「あやちゃん、ちょっと来てくれるかな」

 彩夏「なーにー?」

 どうやら来客は彩夏のクラスメイトらしいな。


 十数分後、父さんと彩夏、それと母さんがリビングに戻ってきた。

「何の話しだったの?」

 父さん「野外炊飯であやちゃんがクラスメイトの女の子を助けたみたいでね、そのお礼に来られたんだよ」

「へー」

 彩夏「おじょう様のじいやさんがね、アイスをくれたんだよ」

「「アイス!!」」

 アイスという単語に愛美と朝輝が歓喜するけど、この時間のアイスはお腹を冷やしてダメだから「明日にしようね」と言って宥めておく。


「それで結局、あやちゃんは何をしたの?」

 彩夏「おじょう様がね、カレーなべに麦茶を入れたって男子からせ(責)められていたから、あやか達のおなべとこうかん(交換)したんだよ」

「そうなんだ。コクのあるカレーが出来ただろ?残念なことをしたヤツらだな」

「うん!おにいちゃんが教えてくれたからおいしいカレーが出来たんだよー」

「そっかそっか」

 彩夏からさらに詳しい話を聞くと、男子連中がお嬢様を嵌めるためにカレー鍋に麦茶を入れたらしい。一緒の班の女子は男子に関わるのが嫌だったみたいで見て見ぬふりだったらしい。そんな班の連中からお嬢様を助けて自分の班に入れた彩夏は偉いな!

 そう思って頭を撫でてあげると嬉しそうに笑った。



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