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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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アナジャコ釣りに同行しました

 笹嶋「ごめんね」

「いいって。危ないからさ」

 鳳来さんと明槻さんと笹嶋さんの三人でアナジャコを捕まえに行くって言うから俺と雪華も同行することにした。鳳来さん達が行くと言ったのは釣り倶楽部で行った場所。ま、それ以外の場所は知らないんだろうけど。


 鳳来「結局はいつものメンツね」

「防波堤なら合流しなかったかもだけど、ここは砂泥地だからね。足が沈んで身動きがとれない事になったら大変だからさ」

 今日は三人で来る予定だったから、俺と雪華は少し離れた場所で見守りながら採取する事にした。


 雪華「心配性なんだから」

「何かあった場合に見過ごしたのを後悔するより、一緒に来て邪魔者扱いされたほうが気が楽だよ」

「邪魔者扱いなんてしないと思うけどね」

 雪華にもアナジャコを捕まえてもらっているけど俺は別のを採集している。


「ひろ君、そのペットボトルの中身は何?」

「何の種類かわからんけど、多分甲殻類だと思う」

 防波堤で採集したプランクトンネットよりも網目が大きいタイプで採集したものになる。多分だけど、コツブムシやスナホリムシの仲間だと思うんだよなー。


「ちょっと向こうを確認してくるよ」

「はーい」

 チャラ男どもはいないけど人はいるし、採取の状況も見たいからな。この後は雪華と一緒に水槽で使用する〈フィッシュネット〉でガサガサする予定だから、雪華は筆の片付けをしているからな。


「様子はどうだー?」

 鳳来「おつまみ分を確保出来てるわ」

 バケツの中を確認するとアナジャコが結構な数モゾモゾしていた。前回俺がやっていたように水替えして泥抜きしながら採取しているようだ。


「笹嶋さん、残念ながらコレはアナジャコじゃないから食べられないよ」

「そうなの?」

「これは多分ハサミシャコエビだね。飼育したいから貰っていい?」

「いいよ」


「明槻さんはどう?」

「楽しくやってるよ」

 バケツの中を見ると鳳来さんや笹嶋さんと同じようにアナジャコがモゾモゾしていた。


「皆の様子はどうだった?」

「バケツの中はアナジャコがモゾモゾしていたよ。ただ、昼過ぎから鳳来さんがバイトみたいでね、全員そろそろ終わりにするみたい」

「そうなんだ」

「俺達も少しガサガサしたら、皆と一緒に帰ろう」

「うん!」

 と、いう事で潮溜りがあるような岩場では無いけど水たまりのような場所が点在しているから、そこでガサガサすることに。


 鳳来「うちらは帰るけど、内宮とゆきちゃんはどうするの?」

「俺達も帰るよ」

 突発的だったけど雪華が採取したアナジャコも大漁だし、その他にも採集したのがあって有意義な時間だったな。


 ◇◇◇


「今日はチゴガニは良かったの?」

「飼育しているのが一匹も死んでないからな。これ以上増やす必要も無いからな」

「それもそうか」

 皆とはいつも通りに最寄り駅で別れて帰宅して、昼飯の油そばを食べながらの話しの内容は収穫物について。アナジャコは晩飯のおかずの一品にする為に人工海水で本格的な泥抜き中。もちろん皆にも人工海水の素を渡してあるから泥抜きしている最中だろう。


「今日のアナジャコも唐揚げなんだね」

「おう! と、いう事で鶏肉も唐揚げにしたいから買いに行こうぜ」

「うん!今日の晩ご飯は彩陽さんも誘うの?」

「連絡はしておくよ。ひとり暮らしの揚げ物は面倒臭いからね」

「なるほどね」

 昼飯の後片付けを終えたから雪華と一緒にスーパーへと向かう。


「お!すだちが売られているな。買っていこう」

「庭のすだちは使わないの?」

「1本しか栽培していないし、完熟にしてから収穫しているだろ?今は収穫したくないからさ」

「確かにね」

 3個入りのパックを2パック買い物カゴに入れたら水産コーナーには寄らずに精肉コーナーへと向かう。水産コーナーにあるかもしれない魅力的な商品よ、すまん!今日は買うことは出来無いんだ。


「おや、厳さんじゃないですか!厳さんも夫婦で買い物ですか?」

「お、内宮じゃん!俺は母ちゃんの荷物持ちだよ。お米を買うからってさ」

「何キロ買うのか知らないけど、大丈夫なのか?」

「ショッピングカートを母ちゃんが持ってきているから、それを引きずって帰るからさ」

「なるほどな」

「泰ちゃーん。精算が終わったからおねがーい、ってあら?内宮君じゃないの」

「おひさしぶりです!」

「内宮君はご夫婦で買い物なのね」

「はい。今日は唐揚げにするので鶏肉を買いに来たんですよ」

「あら、いいわね〜。お野菜は揚げないの?」

「前回天ぷらで揚げたので今日はジャガイモのみで。付け合わせのレタスやサニーレタスは栽培しているから購入する必要は無いので」

「そうなのね。我が家は泰ちゃんの希望で豚の生姜焼きなのよ」

「いいですね」

 そんな会話の後、「泰ちゃん、ナマモノがあるから帰るわよ」との事で二人で帰っていったから俺達も精算レジへと向かい、帰宅する。


 アナジャコが釣れなければ今日の晩飯は揚げ物じゃなくて別のおかずの予定だった。だから鶏肉は味付けタレに数時間しか漬け込んでいなかったから、ソースでカバーしたよ。すだちはアナジャコ用に準備したけど鶏の唐揚げやポテトフライにもお好みでどうぞってね!


 尚、晩飯には彩陽姉さんも同席することになり、ご飯を3杯おかわりして帰っていったよ。

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