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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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体育祭(三年編)

「体育祭も最後になるね」

「だな」

 今日は体育祭。今年も俺の家族は見学に来るけど見学する家族は元々少数派だし、反抗期を拗らせている人は来るなって言うだろうからな。

 しっかし、反抗期にはババア呼ばわりしていたのに反抗期が終わればマザコンになる男子がいるんだから面白いよな。

 舞原さんの彼氏の裕隆の元父親は会社の転勤で実家近くに引っ越ししたとたんに息(・)子(・)へと戻り「ママー」と言いながら母親の言いなりとなって嫁いびりに加担。離婚されたおバカな男だからな。


 さて、体育祭のほうはプログラムも順調に進んでいきクラス席から俺の家族が来たのが見えた。去年は恋人おんぶ100m走を見られなかったからって事で間に合うように来たみたいだな。ちょいと恥ずかしいけど、妹弟が見ているなら気合いをいれないとな!

「さ、今年も頼むわよ!」

「まかせとけって」

 俺と雪華の最初の競技、恋人おんぶ100m走に出場するために控え場所へと向かう。昌史も義妹ちゃんと出場するみたいで途中で合流した。

 今日の雪華はジャージではなく、運動着のハーフパンツでの出場。去年はジャージの生地がスべると言ったのを覚えていてくれたみたいだな。

「(小声で)生足の太ももを堪能してね」

「ああ。パジャマの膝枕とは違う感触を堪能させてもらうぜ!」

「うう。からかうつもりが積極性に加担してしまったよお」


 雪華をおんぶしたらスタートラインに立つ。すると、今年の1年に不穏な動きがあるからか俺の後頭部をおムネの谷間でお挟みになった。ああ、後頭部がシアワセだ〜。

 昌史「由依、あの、さ」

 由依「も〜。仕方無いんだから。しっかりと恋人アピールをしてよね?」

「も、もちろんだ。ただ、来年は俺がいないから不安だ」

「来年の話しは今はいいの。走るのに集中して1位をお願いね」

「おう!」

 後ろにいる次走の昌史と義妹ちゃんも他の人から見ればイチャイチャしている。ただ、この競技に出場するのは全て恋人同士。3年になれば恋人歴も長い人達が出場するからあっま〜いラブラブ空間が形成されているから、だ〜れも周りを気にしちゃいない。


「よっしゃ!無事に1位をとれたぜ!」

 走り終わり、しゃがんで雪華を下ろしたら「やったね!ひろ君」と言って正面から抱きついて来た。後頭部だったシアワセが正面になって生徒が見ている事も忘れて深呼吸して雪華のニオイを堪能してしまった。


 鳳来「あんたらね〜。柳原もそうだけどイチャイチャしすぎよ」

「知り合いで注目する分、目立つだけで他の人達もイチャイチャしているだろ?」

「それもそうか」

 種目を終えてクラス席に戻れば鳳来さんに呆れられた。あれ?以前にもこんなやり取りがあった気がするけど、どうだったっけ?


『次は今年初採用のカップ麺早食い競技です!こちらは珍しくクラス対抗戦!クラスメイトのみなさんは出場者を応援して下さ〜い』

「おし、行ってくるわ」

 鳳来「頼むわね!」

 内宮班以外からも応援されながら控え場所へと向かう。ただ、俺達体育祭は傍観組はクラス席にいないから応援されてないけどな。


 ☆☆☆

 〜一方その頃、広也が競技参加中の3年の別のクラス席では〜

「何だよ、アイツは!あんなチートキャラを出場させるなよ」

「あ〜、お前は修学旅行は新幹線組じゃないから知らないか。アイツ修学旅行先で大食いチャレンジを成功させたヤツだから、あれ位簡単だろうよ」

「マジかよ……」

 そんな会話があちこちであった。

 ☆☆☆


 芸人さんの早食いチャレンジでは無いから熱すぎる事は無いからぺロッと完食する。本当は早食いなんてやりたくは無いけど、この大きさならぺロリだ。それに、これは汁ありカップ麺早食いだからラーメンとは限らない。つまりはうどんやそばの場合もある。俺は運良くラーメンだったけどな。どの種類も味は公平に醤油味となっている。もし、激辛味とかもあったらエントリーはしなかったけどな。

 全員が食べ終わるまで離席出来ないからペットボトルの飲料を飲みながら待っていると生徒席も家族席もザワッとしてたけど何でだろ?


 昼休憩となり、お弁当タイムとなった。さっきカップ麺を食べたけど母さんが持参してくれた弁当は問題無く食べられる。

 愛美「おねえちゃんもうんどうかいするの?」

 彩夏「するよ。お昼すぎに終わるけどね」

 朝輝「そうなんだー」

 彩夏の小学校の運動会は熱中症予防やら何やらのために昼過ぎで終了するし、家族席も人数制限があって俺や愛美と朝輝は見学したことが無い。

 愛美と朝輝の保育園でも運動会はあるけど園庭の広さの都合で全体では無く、クラスごとになっている。


 さて、昼飯を食べ終えたら彩夏と愛美と朝輝を交代で肩車をして校庭の一般開放区画を歩いてあげる。どうやら愛美は女子生徒に手を振っていたみたいでキャーキャー騒がれたよ。


 午後の競技で雪華がパン食い競争に出場して1位を獲得したら俺と雪華の競技は全て終了となった。去年までは部活対抗リレーの帰宅部として出場したけど、3年は部活対抗での競技種目は不参加となっているからだ。


 プログラムも順調に消化して最後のダンスとなった時に俺達ダンスは任せろ組が飛び入りで参加、不思議な踊りで一部女子の悲鳴が校庭に響いて高校最後の文化祭は終了するのだった。

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