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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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日曜の我が家

 愛美「イカイカイカイカ」

 朝輝「イカイカイカイカ」

 飼育部屋の作業を終えた俺は晩飯のおかずにするイカを捌いていると愛美と朝輝が踊りだした。この踊りは春に採用された先生が教えている踊りで地元では有名らしい。楽しそうで何よりだ。


 母さん「広也、今日の晩ご飯だけど彩陽ちゃんも呼んでいいかしら」

「いいけど、今日は雪華が釣ったマダイは予定に無いけどいいの?」

「いいわよ」

 マダイは現在熟成中で明日の晩飯で刺身にする予定なんだよね。


「雪華はイカ墨パスタを頼むな」

「まかせてよ」

「イカ墨はカミナリイカのみで頼むわ。アオリイカのほうは釣り上げた時に墨を吐き出したから無くなってるからさ」

「イカ墨の量は他のイカに比べて多いけど、あたし達が食べる量には少ないから別のも作ろうよ」

「それなら同じ麺類の炒め物で、そうめんチャンプルーなんてどうだ?」

 母さん「あら、いいわね。このオリーブオイル使っていいわよ」

「どしたの?これ」

「テレビ番組内で紹介されていたのを買ってみたのよ」

「なるほどね。それじゃ使わせてもらうね」

 という事で雪華はイカ墨パスタを、俺がそうめんを作る事になったんだけど。


「これだけのお湯を沸かすと流石に暑いな。悪いけど雪華は一旦離れて涼んでくれるか?」

「それじゃ、お言葉に甘えて。茹で上がったら教えて」

 換気扇を回しているけど、薄っすらと額(ひたい)に汗を浮かべている雪華に一旦休んでもらうことにした。雪華は冷蔵庫から麦茶を取り出してリビングへと向かった。ダイニングはキッチン同様暑いからね。この時期はまだ冷房はしてないからな。


 俺のそうめんが茹で上がり流水で麺を締めている横で雪華もパスタを茹で上げ、今度は炒める作業だけどこれは一緒にやって昼飯が出来上がる。


 彩夏「あははは。みんな歯もした(舌)も黒くなってるよ」

 愛美「くろーい」

 彩夏と愛美はイカ墨パスタを食べて口の中が黒くなっているのを面白がっているけど、朝輝は食べるのに夢中。どうやらイカ墨の旨味が気に入ったようだ。


 昼飯を食べ終えたら俺と雪華は明日の試験科目の勉強を開始。愛美と朝輝が遊びたそうに俺達を見てくるけど、ごめんね無理なんだよ。

 それを見た父さんが外に連れ出してくれたけど行き先は父さんの実家だろうな。公園で遊ぶ場合は母さんも一緒じゃないと別々に遊ぶから目が離れて危険だからだ。


 彩夏「おにいちゃん、ここどうやるの?」

「ん? ああ、ここはね……」

 彩夏も友達と遊ぶ予定は無かったみたいで俺達と一緒にお勉強タイム。ただ、集中力が途切れるから彩夏も俺達も小休憩をしながら夕方まで勉強を続けて終わったから、青イソメを買いに少しだけ外出して帰ってくるとインターホンが鳴り彩陽姉さんがやってきたみたい。


 彩陽「こんばんはー。お言葉に甘えて来ちゃいましたー」

 母さん「いらっしゃい。ちょっと彩陽ちゃん、相談があるんだけど」

「どうしたんですか?」

「彩陽ちゃんは英語が流暢よね。彩夏に教えてくれないかしら」

「いいですよ。どんな指導をすればいいですか?」

「時間は晩ご飯前の1時間位で、前半は学校の授業と同じく読みと書き、後半はまずは簡単な会話からでどうかしら」

「わかりました。でも、1時間でいいんですか?」

「集中力がまだ続かないと思うから、彩夏が楽しいとなったらその時は延長を検討って感じで。報酬は今の段階では、勉強後の無料晩ご飯でどうかしら?」

「やります、やります。週に何回やりますか?」

「まずは週1の土曜か日曜でどうかしら」

「わっかりました」

「あやちゃん、ちょっといらっしゃーい」

「なーにー?」

 彩夏も乗り気となり、彩陽姉さんの英語授業が決まったのであった。


「おお。イカ尽くしだ、いただきまーす」

 カミナリイカとアオリイカの刺身はもちろんだけど、それぞれのイカ肝を使った料理もある豪華仕様だからな。それと、少量ずつではあるけど雪華が釣った底物の刺身もある。


「広也君。このイカとお魚、すごく美味しかったよ!ごちそうさま」

「ま、買えば高級イカだし高級魚がほとんどだからな」

「やっぱりかー」

 その後、俺が作ったヨーグルトアイスを食べて彩陽姉さんは帰っていった。


「今日はこの後も勉強するのか?」

「うん。少しだけね」

「無理はしないでよ」

「うん、わかってる」

 軽くチュッとキスしたら雪華は自室に戻っていった。

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