↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

462/550

連休開始

「今日は豆ごはんなんだね」

「おう!彩夏の通う小学校で収穫したやつのお裾分けだな」

「へえ、種類は何なの?」

「ツタンカーメンのエンドウ豆と呼ばれている品種だな。去年まで無かったのは種まきする学年が3年生だからだな」

「種まきは3年でも収穫は4年になるから面白いね」

「だな。でも、クラス替えは無いから同じクラスメイトと一緒の収穫だから揉める事は無いだろうな」

「なるほどね」

 連休初日の本日の朝食は豆ごはんとなっております。晩飯は普通の白ご飯になるけどな!


 朝輝「おねえちゃんのまめごはん、おいしー」

 彩夏「ありがとね」

 愛美「ゆでたおまめもおいしー」

 食卓にはウチで収穫したスナップエンドウもあるから豆の割合が多いな。スナップエンドウは茹でてマヨネーズで食べるのが最高!


「家庭菜園ではツタンカーメンのエンドウ豆は栽培してないよね」

「だな。絹さやとスナップエンドウを栽培しているからな。豆類は連作を嫌うから2種類だけにしてるんだよ」

「確かに、一部のえだ豆をプランターで栽培しているけど豆類は栽培してないね」

「今日の豆ごはんは評判が良かったし、彩夏が栽培したいと言えばプランター栽培でやってもいいかなと思ってるよ。小学校でもプランターみたいだし」

「なるほどね。種は入手可能なの?」

「色々な種苗会社が販売しているから、入手は簡単だよ。ホームセンターでは販売していないけどな」

「そうなんだね」

 ま、覚えていたらの話しになるだろうけど。彩夏が学校から種を貰ってきたら、忘れていても栽培してあげるけど。


「広也、あやちゃんの事で相談いい?」

「相談なら父さんにしたほうがいいんじゃないの?」

「料理に関する相談なのよ」

「なるほどね。どしたの?」

 今日の雪華はバイトだから洋菓子店に送って帰宅すれば母さんが相談があるらしい。

「夏休みの最初に林間学校があるわよね?」

「うん」

「そこで、班に別れてカレーを作るから家でも手伝って覚えたいって言うのよ」

「なるほどな。するってぇと、いつもの作り方ではダメだな」

「どこら辺が?」

「多分だけど、包丁は使わずに予め切ってある野菜を使うと思うんだよ。スーパーにもある袋入りで販売しているみたいな感じのやつ」

「刃物の扱いはしないと思うから、そうなるでしょうね。野菜は種類別だとは思うけど」

「ウチの作り方は最初に鍋でタマネギのみじん切りを飴色になるまで炒めるところから始めるけど、まずはそれはしないやり方になるだろ?」

「そうね。わざわざタマネギのみじん切りなんて用意しないだろうし」

「それと、施設内の火力がどの程度にもよるよな」

「そうね。火力が弱ければ具材に火を通す方法が変わってくるわね」

「今後、学校でカレー作りをやるかどうかもあるぞ?彩夏の年齢だと知識があった場合、違うやり方になると戸惑うと思うしな」

「うーん。難しい問題ね」

「ママ友はどうするのか聞いてみれば?彩夏は調理に興味があるから先走ってる可能性もあるけどさ」

「そうねー」

「とりあえず、連休中はカレーの予定は無いって事にしておこうよ」

「わかったわ」

「高1の時のバーべキューとは違うから大変だよな。そういえば、ご飯作りは飯ごうでやるのかな?」

「その辺は保護者説明会があるわよ。ただ、7月になってからだけどね。あやちゃんみたいにやる気のある子もいるんだから、早めにやれって思うわよ」

「早めに説明会をすると、説明されたのを忘れて文句を言う保護者もいるんじゃないの?」

「ありえるわね!あの子の母親なんて文句ばかりで子供が可哀想だもの」

「いるのかよ」

 彩夏のクラスメイトかどうかは不明だけど、どうやらモンスターが存在しているようだ。


 夕方になり、近所のスーパーに来たら衝撃の食材が売られていた!それは、イガグリガニ。全身トゲトゲの外見はカニだけど、こいつもタラバガニと同じでヤドカリの仲間。それが生きた状態で、しかも値段は10匹で1800円と激安!

 うひょー!こんなの絶対に買うに決まってんだろが!とテンションを爆アゲしていると水産担当の店員が買うのか聞いてきた。

「買うに決まってるでしょ!この手頃な値段なんて買わない選択は俺には無いですね!」

「そうかい、助かるよ。半ば無理矢理買わせられたからね。ところで、どう調理するか聞いてもいいかい?」

「茹でてから食べられる部位を全部取り出して、グラタンにする予定です」

「なるほどな。まあ、最初で最後の仕入れだと思うから」

「わかりました」

 店員と別れて他のを買いに向かう。そういや、あの店員を見たのは初めてだな。仕入れに関わる位なら上の役職なのかな?


「「トゲトゲだー!」」

「ケガするといけないから触っちゃダメだよ」

「「はーい」」

 帰宅すれば愛美と朝輝がイガグリガニのトゲトゲした姿に興味津々だ!彩夏は友達と遊びに出かけているみたいで不在だけど、状態のいいオスとメスを飼育するから見る機会があるから茹ではじめる。

 茹で終わったイガグリガニは皮手袋をしてから身を取り出していくんだけど、クリーム状になっているのがほとんど。なので、雪華に教えてもらったクリームグラタンが本日の晩飯のメニューです。


 帰宅した雪華からはクリームグラタンなら、あたしが作りたかったと残念がられ、飼育部屋にイガグリガニがいるのには「んもう」と呆れられたよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。