メロンの食べ放題とレオパのお迎え
近所のスーパーの休店期間も無事終わり、土曜日はリニューアルオープンって事で一部商品が安く販売されたのもあり、終日混雑していたらしい。
高校の近くのスーパーには結果として2回行った。昌史と義妹ちゃんの買い物にも、もう一度付き合ったんだよ。
そして、初めて牛乳をコンビニで購入する事にもなった。彩夏が牛乳と混ぜて飲む粉末が学校で流行っているから飲みたいと言うので購入して飲ませたら、愛美と朝輝も気に入りプチブーム中なのだ!栄養を補える食品だから母さんは歓迎している。以前も彩夏は同じような食品を飲んでいた時期があったけど、次第に飽きて飲まなくなった経緯があるからなあ。いつまで続くことやら。
「今日の食べ放題はなーに?」
「メロンだよ。スーパーでも網目の無い小型メロンが出回り始めただろ?あれのスイーツの食べ放題だよ。もちろん、生食用もあるみたいだ」
今日は日曜日、約束通り雪華と食べ放題に参加する。今回は小型青肉メロンを使用したスイーツの食べ放題。
「スイーツ系なんだね。お昼ご飯前だから甘い物は苦戦しそう」
「それがあるから、俺は生食用ばかり攻める予定だ。生の果物は食べ慣れているから苦になる事は無いからな」
「確かに!ケーキとかの加工品に目が奪われるけど、そのままのメロンは食べてるもんね!」
「だろ!」
料金を払い、テーブル席に着席して見回すとスイーツ系の食べ放題だから女性が多い。男性もモチロンいるけど、俺みたいに積極的に食べることはしないでデート相手の女性に付き合っているって感じだ。
「生食用には網目メロンも少しあるけど、ケーキとかにも使っているのかな?」
「どうだろ?果汁と果肉は別々の場合もあるだろうし、判断は困難だよ」
「そっかー。生食用を食べていたのは、あたし達がほとんどみたいだったね?」
「だな。高級に見える感じのスイーツが多いから、それらを食べてるもんな」
「だよねー」
「さ、残り時間も少しだから最後にアイスを食べて終わろうぜ」
「さんせーい」
制限時間が近づいたから最後にアイスを食べることにする。
「食べたねー」
「だな。少し腹を落ち着かせてから昼飯にしようぜ?その頃には店のピーク時間帯も過ぎてるだろうし」
「うん!レオパの店に行く?」
「買い物した場合、荷物があるから帰る前に寄ろうぜ?サクラは開花して無いけど、そこの公園の木陰で休憩しようぜ」
「それなら、噴水がある場所で休憩しようよ」
「了解だ!」
噴水が見える場所の木陰になっているべンチを確保した俺達だけど、特に会話は無くお互いにボケーっとして過ごした。
「今日は豚カツじゃ無いんだ」
「うん。ステーキが食べたくなりました」
「外食のステーキもいいよね!」
「焼き加減はやっぱ本職の人には敵わないもんな!マニュアル通りなんだろうけど、火力とかは違うだろうし」
「だねー。でも、タレは凪咲さんの自家製タレが一番好きだな」
「その言葉は母さんが喜ぶよ!もしかしたら雪華に伝授するかもだから、その時は頼むな」
「もちろん!しっかり覚えるよ」
肉の量は少ないのを注文したけど、ライスは大盛りと追加で普通盛りを食べたよ。俺も雪華もメロンの食べ放題の影響はもう少なくなっている。え?肉の量が少ないのはナゼかって?そんなのお高いからに決まってんでしょーが!
「実物はやっぱり綺麗だね」
「今回はパープル系なんだね。フム、オスか」
「うん。高校を卒業したら本格的に繁殖を目指すからぺアリングする為にもバランスを考えてるんだ」
「確かに、オスとメスのバランスは重要だけど自分好みの色彩を選ぶのも重要だぞ?」
「Tietenkin」
という事で雪華はレオパを新しくお迎えした。
値段は普通の価格帯とだけ。バイトをしているから無理無く購入出来るから俺も安心。
「荷物ありがとね」
「この予定でリュックにしたから平気だよ」
今回あの店で購入したのは雪華だけ。一応、全フロアを見て回ったけど俺が買うのは無かった。雪華が購入したレオパも今の時期の気温なら安心して持ち帰ることが出来るからな。
電車やバスの車内で雪華は自分の肩かけバッグを大事そうに抱えていた。用品類は俺のリュックだけど、レオパは雪華のバッグの中にいるからな。
「「ただいまー」」
「「「おかえりなさーい」」」
帰宅すると雪華はすぐに飼育部屋に向かい、レオパを飼育ケージに入れるようだ。ケージは俺が昨日購入して飼育スぺースに置いてあるから、床材やら色々とレイアウトするだけ。俺の魚類みたく水合わせの作業は無いからすぐに終わるだろう。
こうして、雪華は新しいレオパをお迎えしたのだった。




