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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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調理実習の翌日火曜日

 調理実習ではヒラスズキとイサキとカマスを食べ、晩飯にヒゲダイとカマスを食べた。魚好きの俺でも連日のカマスは飽きてしまう。


 そして、ついに、近所のスーパーが休店期間に突入した。

「今日は肉料理にしたいから、学校近くのスーパーで電話するから」

「わかったわ。毎日カマスじゃ子供達も(・)飽きるからね」

「ま、そのカマスも天日干しして干物にしているので終わりだけど」

「大漁なのは家計に嬉しいけどね。他の友達のお宅はどうしたのかしら?」

「お裾分けした家もあれば、一夜干しにした家もあったり色々みたいだよ。ま、ウチの場合は俺と雪華の二人分だからこの数だけど」

「なるほどね」


「今日の放課後は学校近くのスーパーで買い物デートしてから帰るから」

「はーい。金曜日まで近所のお店が休みだもんね。今日は何を買うの?」

「魚料理が続いたから肉料理なのは決まってるけど、あとは値段との相談だな」

「久々の肉!いいね!でも、昨日のヒゲダイは美味しかったなー」

「だな。釣ったカマスは天日干ししているので終わりだし、イサキは今日の弁当で終わりだから魚料理は当分無しの予定だ」

「今週末は釣りに行かないの?」

「あれだけカマスを釣った後だしな、明槻さんの家庭でも魚は控えたいと考えるんじゃないか?」

「それなら、ふたりだけでデートしようよ」

「実はそのつもり。ただ、釣りデートでは無く食べ放題デートを予定している。場所はいつもの所だから、レオパの店に寄ってから帰ろうぜ」

「いいね!実は新着情報で気になるレオパが入荷したから行きたいと思ってたの。購入予算もあるし、お迎えしようかな」

「いいじゃん!それなら土曜に行って、日曜はケージをこっちの店に買いに行く感じでどうだ?」

「うん。といいたいけど土曜はバイトなの」

「わかった。なら、俺が土曜にケージを買いに行っとくよ。仮にお迎えしなかったとしても予備を所持しとくのはいいからな」

「ありがとう」

「ケージ以外はレオパの店のほうが品揃えがいいから向こうで買えばいいよ。俺、リュックで行くから」

「うん!」

 登校中に週末デートが決定した。雪華のレオパも順調に増えているな!


 昌史「悪いな内宮、買い物デートにお邪魔する事になって」

「昌史だって義妹ちゃんと買い物デートだったんだからいいって」

 授業も終わり放課後。昌史と恋人の義妹ちゃんも一緒に高校近くのスーパーに来ている。


 由依「何だかアジが大量に売られてますね」

「昨日の月曜に俺達のクラスではアジフライを作る調理実習があったからその影響かもな。この店で買った人が多かったのかも」

「なるほど。それで仕入れを増やしたんですね。でも、昌史義兄(にい)さんから貰ったのは白身魚のムニエルとカマスのフライでしたよ?」

「俺達の班はアジフライ以外も作ったからさ。他の班はアジフライだけだよ」

「なるほどです」

「由依ちゃんは目玉付きの生魚を捌くのは抵抗あるの?」

「無いですよ。ただ、内臓処理や三枚おろしとかは未熟ですけど」

「そうなんだ。頑張ろうね」

「はい!」

 俺と由依ちゃんが喋っている中、昌史は2階のトイレに、雪華は貝類が販売されている場所にいる。


「内宮、今日はありがとな」

「先輩、ありがとうございました」

「いいって。金曜まで休店だから、買い物があればまた付き合うから」

「頼むな」「ありがとうございます」

「それじゃ、また明日」

「おう!」

 昌史は軽く手を上げ、義妹ちゃんはぺコっと軽く頭を下げてバス停へと向かって行くのを見送ると再びスーパーの中に戻っていく。


「あ、ひろ君お帰り。今日は豚の生姜焼きにしようって凪咲さんが」

「了解だ!他に必要なの言ってた?」

「あとは、メッセージで送るって。野菜も買うの?」

「野菜は買ってあるから買わない。必要であれば商店街の八百屋にも行けるから」

「今更だけどさ、何で商店街にお肉屋さんは無いの?」

「あー。産地偽装やら何やらアウトな事をやってたのが発覚して閉店したんだよ。商店街の組合としては再び肉屋を呼びたかったみたいだけど、他の食品関係を扱う店が大反対して肉屋が無い商店街になってるんだ」

「なるほどね」

「ま、今もあったとしても高級路線の店だったから買う事はずっと無いよ」

「へー」

 そんな会話をしながらも買い物カゴの中に商品を入れていく。近所のスーパーの時は牛乳も複数買えたけど保冷バッグの容量的にも1本が限界だった。はー、近所のスーパーのありがたみを強く感じるぜ!


「今日は火曜だから利用しても後1回位?」

「牛乳を買う必要があるから、妹弟達が飲む量によっては2回になるな」

「あー、牛乳があったか。他の買い物が無ければ複数買えるもんね」

「だな」

 俺達も買い物が終わり、バスに乗って帰宅中。俺達は後1・2回で済むけど今日みたいに他の人の目利きを頼まれた場合は行く可能性はある。

 ま、スーパーを冷やかすのは好きだから全然苦じゃないんだけどね。

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