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銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


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7日

 彩夏「朝ごはんはカレーじゃないの?」

「今日は七草粥を食べる日だからね。お昼にカレーうどんにしてあげる」

「やったー! でも、あみちゃんとあっくんは食べられないよね」

「大丈夫!保育園のお昼のメニューもカレーうどんだから」

「よかったあ」

 保育園では衣類に配慮して、紙製のよだれかけを着用して食べるんだよね。


 朝食後、雪華が一緒にやってたから大丈夫だと思うけど念の為に彩夏の宿題を俺も確認することにした。

「あやちゃん。宿題で忘れているのが無いか確認してあげるね」

「ありがとう。これだよ」

 彩夏の部屋に入り、勉強机の上にはランドセルが置かれていて、その横にあるのが宿題のようだ。

「えーと。このドリルと……」

 ヨレヨレになった宿題表の紙を見ながら提出物を確認していく。

「よし!全部終わってるね。明日、忘れないようにするんだぞ」

「うん」


 ◇◇◇


「ワカサギ釣りの時期だから、サシ餌(※キンバエの幼虫)が大量に売られているから羽化させるか」

「釣り道具屋で買って、わざわざ羽化させてハエにするのって少数派だろうね」

「だよな。でも、爬虫類や両生類を飼育しているなら釣り道具屋って意外と穴場なんだよな。羽化させる手間はあるけど安価だし」

 もちろん、生き餌を販売している店に限るけど。ちなみに、ぶどう虫として販売しているハチノスツヅリガの幼虫は利用してない。だって、捕食するのが雪華が飼育しているヤモリだけだから非効率なんだよ。

「釣り倶楽部のわかさぎ釣りは餌は何にするの?」

「アオイソメには慣れたけど、ハエの幼虫とかは別問題だから人工餌を含めて用意する予定だ」

「赤虫は平気かもね」

「だな。ただ、小さいからハリに付けるのが大変だからなあ。面倒臭いのもあるし、船の真下に群れが来たら釣り逃す可能性もある」

「それがあるか」

 さて、昼飯のカレーうどんを食べた俺と雪華は釣り道具屋へとやってきた。彩夏は友達と遊びに出かけて行ったし、母さんは仕事。そういえば昨日、お土産を渡しに行った彩夏の友達は宿題が終わったから遊ぶのかな?


 今日の雪華は夕方からバイトなんだけど早めにウチを出ている。本当は昨日、俺ひとりで来る予定だったんだけど、お土産を渡したり配送手配したランが到着したりで結局釣り道具屋に行けなかったのを知った雪華が一緒に行きたいと言うので遠回りになるけど来店したのだ。


「よし!買うもん買ったし、行くか」

「うん。わかさぎ釣りの粉餌だけは買ったんだね」

「おう!ネットでこれがオススメってあったからさ。生き餌は現地で買えるけど、粉餌の品揃えが不明だから念の為にな」

「現地価格で値段が高い可能性もあるもんね」

「それもあるな」

 リュックを背負って来たので店外で中身を入れ替えて、旅行のお土産の紙袋を持ってから洋菓子店へと向かう。


「「おはようございまーす」」

「内宮にゆきちゃん、おはよう」

「鳳来さんお疲れ。これ、俺と雪華から旅行のお土産。修学旅行の時に漬物を結構買ってたから買ってみたよ」

「あはは。ありがとう」

 休憩中の鳳来さんが気を利かせてくれて、一時的に烏野さんと交代してくれたので新年の挨拶とお土産を渡す。雪華は烏野さんに新年の挨拶だけして売場へと行った。


「それじゃあ俺は一旦帰りますね。店が終わったら、また来ます」

「なあ。内宮の保育園のクラスでは変な人の話題ってあるか?」

「いえ、母さんからはそういう情報は聞いていませんが保育クラスあるんですか?」

「不審者とまでは行かないが、小学校や中学校周辺で背丈に合わない足首まであるロングコートを着た人がウロウロしているらしいんだ」

「う〜ん。最近は寒いですから、決めつけはよくないかと」

「登校や下校時間に目撃されてても、か?」

「マジですか?明日から登校ですよ?」

「確か、小学生の妹がいたよな?もしかしたら念の為に気をつけるように連絡があるかもしれないぞ」

「母さんとも情報共有しときます!この近辺も出没してるんですか?」

「すまないが不明だ」

 バイト組が全員売場にいるので、帰宅しようとしたら姉御先生から気になる話を聞くことになった。店を出た俺は烏野さんの恋人の真広にメッセージを送っておく。鳳来さんも冬休み期間は彼氏とバイト先から帰宅すると聞いていたから、今日のところは大丈夫だろう。


「今日は全員、彼氏が迎えに来るんだって。珍しいね」

「だな。冬休み最終日だからじゃないの?」

「かもね」

 母さんとは情報共有したけど、雪華にはまだ知らせずに俺だけ警戒しておく。彩夏の通う小学校はこの手の情報入手が早いから、何かあれば連絡が回るだろうからな。

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