↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

388/484

2日

「う〜む。昨日のタラバの影響で冷蔵庫の中身があるから消化しておきたいよな」

「そうね。野菜類は昼のお好み焼き風で消化は可能ね。あとの生鮮食品は夜ご飯と明日の朝ね」

「でも、明日の朝はお雑煮だろ?」

「別に普段通りにご飯でもいいじゃない」

「まあね」

 よし!生鮮食品の冷蔵庫の中身空っぽ計画は大丈夫そうだな。明日から家族旅行に行くから日持ちしないのは俺達の腹の中に消化する。


「昨日採集したのはどんな感じ?」

「水合わせが終わって導入してみたから見てみるといいよ」

 起床してすぐから水合わせを開始したので、飼育部屋での作業が終わる頃には水槽内に導入出来る状態になっていた。

「エビの仲間もいるみたいだね」

「だな。このサイズなら捕食する側にもされる側にもならないだろう」

 ま、死んでしまったのは食べちゃうだろうけど。

「さ、ここは寒いから部屋に戻ろうぜ」

「うん」


 彩夏「おにいちゃん、お昼ラーメンが食べたい」

「「たべたーい」」

「ラーメン?」

「「「うん!」」」

「お昼はあやちゃんがお好み焼きをする予定だったんだけど?」

 彩夏「ラーメンがいい!」

「わかった。野菜たっぷりの塩ラーメンなら作るけど、それでもいい?」

「「「うん!」」」

「じゃあ、お昼は塩ラーメンにするから」

「「「やったー!」」」

 ま、野菜を消化するのに変わりはないし、平気だな。


「あやちゃん。ラーメンに入れるゆで卵作るけど、やってみる?」

「やりたい!」

「よし!じゃあキッチンに移動するよ」

「うん!」

 テレビを見ていた彩夏にゆで卵作りに誘ってみるとやりたいと言うので一緒に作ることにした。


「まずはエプロンしてね」

「うん」

 給食当番の時にするような割烹着タイプではなくて、普通の子供用エプロンを着用。

「今回はお湯から作るからね。まずは水が沸騰している鍋を中火にして」

「うん」

「次に計量スプーンで大さじ1杯の酢を入れて」

「大さじってコレ?」

「ソレだね。こぼさないようにするんだよ」

「うん。ちょっとむずかしい」

「あやちゃん。この小皿の上にスプーンを置いてやりなさい。母さんやお兄ちゃんみたいにやるのはまだ無理だよ」

「はーい」

 手が震えているのに空中でスプーンに入れるのはまだ無理ですよ彩夏さん。

「入れたら、この菜箸で軽く混ぜてね」

「うん」

「次は卵の底に穴を開けるよ」

「やることがいっぱいだ」

「卵の底は丸みが強いほうなんだけど、わかるかな?」

「う〜ん、なんとなく?でも、よくわかんない」

「そっか。今度改めて卵の観察をしようね」

「うん」

「それじゃあ、この〈卵の底に穴を開けるやつ〉で穴を開けたら、お湯に入れていくよ」

「うん」

「熱いから、おたまに乗せてからお湯の中にそっと入れてね」

「うん」


「ふーっ」

「あとは10分茹でたら、ゆで卵の出来上がり」

「わかった!」

「あとはラーメン作りするから、テレビ見てていいよ」

「うん。おにいちゃん、また手伝いさせてね」

「もちろんだ。頼りにしてるぞ」

「えへへ」

 頭を軽く撫でてあげると嬉しそうに笑ってくれる。

「こら、エプロンはちゃんとフックにかけなさい」

「ごめんなさーい」

 まったく。


 昼飯のラーメンを食べ終えて、少し食休みしたら愛美と朝輝の劇遊びの練習に付き合う。

 朝輝「おのれ、ももたろう(桃太郎)いちみ(一味)こしゃく(小癪)なまねを」


 母さん「それじゃあ、しばらくの間頼むわね」

「おう。劇遊びの練習に付き合っているから。とはいえ、30分位しかやらないからな」

「わかってるわ。まだ集中力は無いし、飽きてくるからね」

 そう言って父さんと一緒に明日の荷造りをする為に2階へと向かった。俺のは妹弟が部屋に入ってくるのも考えてバッグの中には入れてないだけで準備はしてあるので平気だ。


「あみちゃんは上様役の子が刀を腰に差したら軽く頭を下げるんだよ」

「こう?」

「うん。右手はここで、左手はここね」

 愛美「……」

「はい。オッケーイ」

 愛美「ふーっ」

「あみちゃんもあっくんも大変良く出来ました!」

「「やったー」」

「あとはジュースを飲みながらテレビを見てようね」

「「はーい」」


「ねえ、ひろ君」

「どした?」

「この劇遊びって何分くらいなの?」

「30分くらいかな。でも、トータルでの出演時間は数分だから集中力は維持出来るぞ」

「それとさ、朝輝くんの練習の時に彩夏ちゃんが近くにいたのは何で?」

「朝輝に好意がある子がいるのは知ってるだろ?」

「うん」

「あの子が朝輝がやるお奉行様の奥様役なんだよ。ちなみにセリフは一切無くてニコニコしてればいいだけの簡単な役だよ」

「あはは。彩夏ちゃんはその役だったのか」

「そゆこと」


 母さん「ありがとね」

「おう。準備終わった?」

「ええ。あとは明日で平気よ」

「朝食を食べてから時間あるもんね」

 父さん「ふたりの演技見たかったなあ」

「本番まで何度か父さんがいる時にも練習するから、その時に見なよ。上達してるぞ、きっと」

「拙い時から見るのがいいんじゃないか」

「うん、まあ、気持ちはわかる」


 そんなこんなで2日も終わり。明日からは家族旅行で、今回も雪華の両親も一緒。行き先は同じだけど、去年は工事中だった施設が完成したみたいなので楽しみだぜ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。