↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀髪幼馴染との同居生活がすんごく楽しい  作者: 遍羅


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

381/494

内宮班年末パーティ(前編)

「えー、これから野菜類をはじめとした買い物に行きますが、その前にみなさんにはどの魚を食べたいか考えてもらおうと思います」

 現在時刻は13時前。他のみんなは不明だけど、俺と雪華は昼飯を食べてから高校の校門前に行き、先生達や内宮班と合流してからレンタル部屋へとやってきた。


 厳さん「今日は鍋パだろ?どういう事だ?」

「内宮班の中に釣り倶楽部があるのは知っていると思うけど、昨日鍋用の魚を釣りに行ったら何種類か釣れたから選んでもらおうと思って」

 昌史「なるほど?」

「すき焼きはイノシシ肉で確定してるだろ?それでご飯を食べて、野菜類は魚介鍋の魚の旨みを吸ったのを食べるとする」

 舞原「うん」

「なら、魚はどうしよっか?となると思うから鍋の具材で食べるか、刺身で食べるか、切り身を持ち帰るか、で考えて欲しいんだ」

 安中先生「待って下さい。お肉の事で申し訳無いけど、イノシシ肉のすき焼きなの?」

「はい。サプライズなので教えませんでしたが苦手ですか?牧場育ちなのでクセが強いとかは無いですけど」

 安中先生「いえ。豪華なお肉に驚きまして」

「なら良かったです。では、魚種を発表していきます!多澤先生、すみませんが蔵持先生が興奮すると思うので宥め役をお願いします」

 多澤先生「え?」


「まずはメジナ。これは鍋で煮込むのではなくて、しゃぶしゃぶ用だね。もちろん刺身も可能」


「お次はブダイ。メジナ同様去年の鍋パで提供しているから、味を覚えている人はいるかもしれない」


「これはコブダイ「なんですって!」で……」

 多澤先生「ちょっと蔵持先生、説明の途中ですから」

「あ!え、と、失礼しました」

「このコブダイは蔵持先生が興奮するほどの高級魚で、冬のこの時期は脂のノリが最高となっております」


「最後はヒラスズキ「んなあー」で……」

 多澤先生「蔵持先生、落ち着いて下さい。内宮君の言った宥め役の意味を理解しました」

「蔵持先生落ち着いて下さい。先生要望のウツボのたたきもありますし、数が釣れなかったので先生達だけの提供になりますがカワハギのお刺身もありますから」

 蔵持先生「ううっ。来て良かった」

「蔵持先生も落ち着いたところで、このヒラスズキは市場流通が少ないから高級魚の部類でスズキとは別種の魚となります」


 下津木「確かに今年は魚種が豊富なんですわね」

「俺と雪華だけだと絞る必要があるけど、人数が多ければ選択肢が増えるからね」

 下津木「なるほど。これは迷いますわね」

「一応、ウツボを食べたい人も可能だからね。悪いけど味見用は無いけど、全種類の美味しさは保証するから」


 舞原「雪華ちゃんなら、どの魚にするの?」

「全部白身魚だから食べやすさは変わらないと思う」

 桃瀬「うん」

「そして、イノシシ肉のすき焼きはあるけど肉量は少ないから刺身を含めて魚は食べるべきだと思うのよ」

 下津木「確かに、そうですわね」

「あたしのオススメはコブダイ。これは食べる価値あり!あとは自分のおなかと相談してになるかな?それと〆のうどんは細麺仕様を選んで魚の濃厚な旨みを絡めるのが最高よ!」

 舞原「何だか、聞いてるだけでお腹が空いてきますね」


 鳳来「それじゃあ内宮、行ってくるわね」

「頼んだ。食材で困ったことがあれば連絡して。野菜類は大丈夫だと思うけどスーパーは正月仕様になっているからさ」

「確かにね。うちらの近所のなら把握してるけど、ここのはわからないもんね」

「そうなんだよ。そば売場が拡大してた場合、うどんも心配だしさ」

「それもあるわね。ま、行ってみればわかるわよ」

 と言う訳で、買い物班が出て行ったので俺は魚を三枚におろして、アラから出汁を取っておくことにする。

 多澤先生「お手伝いしましょうか?」

「大丈夫ですよ。先生達はやっと休みになったんですから和室にあるテレビを見て寛いでいて下さい。助手もいますから」

「では、お言葉に甘えさせてもらいます」


「ようし、三枚おろしは終了。雪華と笹嶋さんはアラの部分を煮込むからアク取りをお願い。旨み脂も浮いてくるから慎重にね」

「「はーい」」

「桃瀬さんと俺は米研ぎして炊飯器にセットしておこう」

「今日は2台使うんだね」

「全員の食欲を刺激する具材だから多めにね。〆にうどんを食べるけどさ」

「ここだけの話。美夜子ちゃんからご飯の量を聞かれたのと関係ある?」

「あるよ。去年よりもご飯を食べる量が増えた人が多いと思うからね」

「それはあるかも」

 誰がどの位までは不明だけど、確実に食べる量は増えているんだよね。だって、女性陣はご飯のおかわりする人ばかりなんだから。もしかしたら、一番食べないのは新山君かもしれない。


『もしもし内宮?うどんの件なんだけど、生麺タイプが無くて半生タイプだけどいいよね?』

「大丈夫だよ。何人前のを買う予定?」

『4〜5人前のがあるわね』

「なら、4袋買っておこうか」

『そうね。おかわりする人もいるかもだし』

「俺は確実におかわり派だ!すき焼きと水炊きの両方を味わうから」

『うちを含めて去年もいたわね、そういう人が。念の為に2〜3人前のも1袋買っとくわ』

「了解。野菜ときのこ類は大丈夫?」

『ええ。豆腐としらたきとかも大丈夫よ』

「荷物持ちは大丈夫?」

『男3人いるし、うちらも持てるし平気よ』

「了解。気をつけて戻ってきてね」

『わかったわ』

 炊飯器にお米をセットしていたら鳳来さんから着信があり、内容はうどんの件だった。ごはんも大事だけどうどんも大事だよな!


 雪華「美夜子ちゃんから?」

「うん。うどんが生麺が売られてないから半生を買うってさ。多分だけど、そばに占領されてるんだよ」

 笹嶋「それはあるかも」

「他の具材は大丈夫で、これから精算して戻るみたいだな」

 桃瀬「一足先に休んで申し訳ないわね」

「たいした距離じゃないから平気さ」

 現時点の準備を終えた俺達は先生達がテレビを見ている和室に移動して、ひと休みするのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。