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異世界ライフ  ~自由気ままに過ごす~  作者: ペンギン
3章 王都編
38/44

今度こそ本命

更新頻度はこんな感じです。

とある宿屋にある食堂での一コマ

  

 「手がかり、なくなっちゃったね。どうしようか?」


 「「うーん」」


 期待を込めてアタックした迷宮では面白い話は聞けたけど、ヒントはなにもなかった。


 現状振り出しに戻ったと言っても過言ではない。


 「まぁ、適当にふらふらでもしようか? そのうち本命が声をかけてくるさ」 


 「そうですわね、せっかくですし王都を観光しませんか? クロノもレイアもまだ行ってないとこたくさんあるでしょ?」


 「そうだな、それもいいかもな」


 マリアとエリーは別行動だ。俺が作った結界のなかで行動してもらうことしている。


 結界と言っても日常生活に不便はない範囲を覆っているつもりだ。


 と、それはおいておいて、王都で見てないところで興味がある場所か。急には思いつかないな


 「レイアはなんか希望ある?」


 「私は特にないかな、美味しもの食べたりしたらいいんじゃない?」


 そうなんだよなぁ、実際必要なものないし、食べる・寝るがメインになっているこの状況で何をすべきか、本当に思いつかない。


 「あぁ、はやく邪神族の人たちこないかなぁ」


 「クロノ、そんなこといったら来てくれないよ!」


 「そうですわよ」


 なんか二人が変なこと?を言う。間違ってる気がするけど、まあいいか。

 

 「二人には黙ってたけど、実は俺が邪神族なんだ。」


 「違うよ、クロノ。私が本当の邪神族なんだよ」


 「お二人とも何をおっしゃいます、わたくしが本当の本当の邪神族ですわ」


 なんて、俺の故郷の一種のお決まりをやっていると


 「あなた方のこと私は存じ上げませんが?」


 隣の席から急に男が話に入ってきた。


 え、あなた誰?


 こんな時間から酔っぱらい?


 も、もしかして本命!?


 「訂正を、邪神族の仲間にあなたたちの様な人物がいたと記憶していないだけで、私はあなたたちのこと知っていますよ」


 「「「き、きたぁーーーーー」」」

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