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九州に行ってきたよ。メーテルやキングダム。北部九州を熱く語る?旅です。  作者: 雷鳥文庫


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16/22

メーテルと星に願いを。

 メーテルのマンホールまで戻ると、隣に矢印がありました


「旦過市場→」


よし、これに導かれて行ってみよう。雨の中進みます。


「火事とかあって今、改装中で半分やってない。」

色んな人に言われました。


うん、確かに。通りの片方は絶賛工事中です。白い壁に覆われています。


でも活気はあります。平日の雨の昼間なのにお客さんがいっぱいです。

そうですね…例えるなら横浜市磯子区の「浜マーケット」に近いですね。

あちらも火事にあったし、レトロで小さい店が並んでいるところが。規模はこちらが大きいですけど。

 

 同じ横浜市のアーケードがある「弘明寺商店街」や「横浜橋商店街」とはちょっと違う。

「六角橋商店街」みたいに細いです。


※横浜市民以外はわからないかも知れません。すみません。



八百屋あり。和菓子屋あり。肉屋あり。そして魚屋さんやうどん屋さんあり。

ほう、名物の「糠だき」もあちこちで売ってます。

興味はありますが…。ちょっと無理かな。


ウプ。胃袋がイナッフです。もう十分。



ぶちっ。



え?なに?


あー、栗饅頭が入ってる紙手提げの紐がっ。

雨のせいで濡れて、切れてしまってまあ大変!!


とりあえずMちゃんの手を借りながら、エコバッグに入れることにして、背負っているディバックからエコバッグを出します。

ビニールがかかってるから本体の菓子箱は平気でしたけど。

紙紐はね…。限界でしたか。


見回すと旦過市場の一角にテーブルがありました。七夕の短冊を書くのですね。

笹もあり、みんな短冊をくくり付けてます。



ああ。もうすぐ七夕か。




そこのテーブルに少し菓子袋を乗せながら体制を整えます。


…せっかくですから、私も短冊を書きましょうか。


その時書いたものを再現したのがコレです。


挿絵(By みてみん) 心からの願いです。お願いお星様。

明日はお城を見たいんです。


駄目元ですが、心を込めて念じました!

頼みますよ!ひとつ!

短冊をつけて手を合わせておきました。



…いや。ご利益凄かった!


次の日は雨、上がりましたよ!晴れました!

嘘みたいだけどホントの話なんです。


メーテルよ、お星様よ、ありがとうっ!!



 さて。雨の中の移動は続きます。

旦過市場を出て井筒屋を目指します。


ああ…靴の中に水が入ってきたよ。一応防水なんだけどね、ハハハ…。


水に濡れると紙袋だけでなく身体も痛みます。


井筒屋が見える。どう行けば近いだろう。

何でこの信号、なかなか変わらないのさ!長いよっ。

待ってる間に濡れるじゃん。



「信号をね、渡り切る途中が赤になったらさ、老化の証拠なんだって。」

「そうなんだ…」


二人で盛り上がらない話をします。




 さあ、信号越えて、橋渡って、やっと着きました。Mちゃんありがとう。私ひとりだったら迷っていたよ。



井筒屋。なかなか活気があるデパートですね。

くうっ。銘菓もいっぱい。美味しそうなものもいっぱい。

だけどもう、入りません!お腹にも。トランクにも。


夕飯の鶏飯を探します。鶏めしと書いてきましたが、「かしわめし」です。

九州では鳥をかしわといいます。特に年配の人に多い。


(親鶏をカシワというと言う人もいます。確かに昔は卵を産んだ後の鶏を絞めてましたね。肉が固かったのです。)




あった!




「あ…ひとり一個はキツいよね。」

「うん、キツい。」

「これを買って分けようか。」

「そうしよう。」


相談しよう、そうしよう、の花いちもんめみたいな事を言いつつ、ひとつ買いました。


おっと、いけない。


「あのっ、すみません!!割り箸二つ…貰えますか?」

「あ。いいですよ。」

ニコニコして売店のお姉さんがくれました。


タクシーにのってホテルに帰ります。

お部屋は隣り同士だね。

「ここのホテルってさ、ビジホなのに大浴場あるよ。」

「そうなの?」


交代で行きます。あら、ガラガラ。

うん、広い。洗い場も6個くらいはあるし、浴槽も広い。普通の保養所くらいはあります。

バブルが出るところが二つあって、背中に当てます。あー、気持ちいい。血行よくなるなあ。

冷え切った身体も温まります。


Mちゃんも気に入ったらしく、

「明日朝イチで、もう一度入る!」

私もそう思います。



 では。ではでは。


折尾のかしわめし弁当を食べます。


挿絵(By みてみん)


ここはMちゃんのお部屋。

Mちゃんが備えつけのポットとティーパックでお茶をいれてくれました。



さあ、開けてみましょうか。


挿絵(By みてみん)


おおお〜見たことある。TVとかで。

食べたことはないけど。

なかなか食べれないものね。こちらまで来ないと。


さあ、いただきます。


対角線上でわけて蓋に取ります。


ああ、甘くて美味しい鶏そぼろ。

私は三食丼が好きで良く作りますが、海苔ではなく人参を乗せていました。

海苔、いいねえ。


青インゲン豆もなんか懐かしい。

昆布の佃煮もね。昔のお弁当には良く入っていたね。


 


「明日は駅にトランクを預けて、それから観光しよう。」

「そうしよう。」


食べながら、またまた花いちもんめの様な問答をして、その日は暮れで行きました。





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