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九州に行ってきたよ。メーテルやキングダム。北部九州を熱く語る?旅です。  作者: 雷鳥文庫


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15/22

巷に雨の降るごとく。小倉に銀の雨が降る。魚町銀天街へと。

 ホテルについて荷物を預けます。

「商店街の中らしいね?『湖月堂』。」

「うん。タクシーの運転手さんがそこだと指差していたね、パチンコ屋の先だとか…」


雨の中歩きます。

「魚町銀天街アーケード」はどこだ?はやく屋根の下に入りたい。


こちらかな。アーケードに入りました。


ステキなマンホールの蓋が出迎えしてくれました。

挿絵(By みてみん)


ちょっと濡れて滑りそうです。


湖月堂を目指します。


「レストラン前で待ってるね。」

Kちゃんからメールです。


ああ、本当だ。待ち合わせのソファがある。

ん?同年代くらいの女の人がキョロキョロしているな?


Kちゃんか?いや…違う?でも40年くらい振りだし??

声をかけて見る??

二人で顔を合わせます。私達も二十代からじゃ変わってるしねえ、


おや、メールだ。

「そっちに行くね。」


良かったっ!まだ来てない!別人だね?声をかけなくて良かったっ!


「お久しぶり〜」

「Kちゃん!」

おお、やはり面影があります。

「すぐわかったよ!」

その前に他人に声をかけようとしたことは口をつぐむ私。


さあ、お食事だ。

「ここ、良く来るの?」

「うん。バスでね、すぐだから。」

「雨の中ごめんね。」

「なかなか会えないからね、私もなかなか出られないから。」

ああ、お母様の介護でしたよね。


私達の世代はねえ。


私も父母を亡くしましたし。前述のSちゃんやKちゃんもMちゃんもそう。


奥の方のお席に案内されました。中庭が見えるのかな?でも雨だからよくわからない。


窓から上が見える。二階にも席があるよ。今日は閉鎖されています。


「ここは洋食が良くて…でもね、メインは甘味なの。あんみつとか。」

「うん。」

入り口で饅頭売ってましたし。帰り買おう。


話は弾みます。


「ねえ、食後にあんみつ頼むよね?オススメは寒天のほうかな。クリームあんみつよりも。」

「そうなんだ。」

地元民のKちゃん、流石詳しい。そして甘味まで食べる気満々です。


和牛あらびきハンバーグ御膳を頼みました。


挿絵(By みてみん)


美味しいです。特にこの温泉卵が。まろやかでうーん、なるほど。


そしてKちゃんオススメの甘味ですが。

雨で肌寒いから、クリームではなくて寒天の方に。


「あったかいコーヒーも欲しいよね。」

「そうだよね。」

コーヒーも追加で頼みます。


さあ、来た来た!


あんみつですよ!


挿絵(By みてみん)


おっ。あったかいお茶もついていますね。

おお〜流石に老舗。餡の味がしっかりしています。

この白玉も手作りですね。


コーヒーも来ました。



挿絵(By みてみん)


なんとっ!栗饅頭が付いてます。

気持ちではとても嬉しい…ただもうかなり満腹なのであります。


ゆっくり食べよう。

(寒天は残そう。栗饅頭は残さない!)


三人で歓談します。楽しかったですよ。

雨は続くので、食事は夜はホテルでお弁当にすることにします。

ビジホなんで、夜ご飯は付いてません。

それで小倉でも食べられる、折尾名物の鶏飯弁当にしようとMちゃんに打診しました。


「小倉駅にも売ってるけど、折尾のは井筒屋にあるよ。」

とKちゃんから。

確かに行橋市の友だちもそう言ってましたね…。

せっかくだから折尾のを食べよう。

井筒屋に買いに行って、夕飯はそれだけで。

(この満腹具合では食べられるかどうか?)



「雨だからお城とかの観光はやめて商店街と井筒屋に行くだけにしようか。」

「うん。」


井筒屋は小倉にあるデパートですよ。

横須賀ならさいか屋、埼玉なら丸広みたいなね。


(何故か私はお正月、ここの福袋を通販で買ってます。

だけど足を踏み入れるのは初めてです。)


Kちゃんと別れて栗饅頭を買うことにします。


…さよなら、元気でね。また会えるといいね。

時々のメールと、最近は年賀状だけの付き合いだったけど、会いに来てくれてありがとう。

大学時代は彼女の下宿に遊びに行きました。

みんなでクリスマスケーキの代わりにクリスマスのドーナツを食べた事もあったなあ。ミスドだったかな。ダンキンドーナツだったかも知れない。


穏やかで、優しい人です。


私も佐賀や柳川方面には行くけど、前述のように小倉には行かなかったから。

今まで会えなかったんでした。


手を振って別れます。


さあ。湖月堂の栗饅頭を買いましょう。


ウチと娘達とお友達のと…

おや?大きさが違う。さっきの栗饅頭よりひとまわり大きいお饅頭がある。

「大きなお饅頭には栗がコロリと一粒入っているのですか?」

「いいえ。この大小の小判型のお饅頭も栗餡で、中の栗の粒はそんなに大きくありません。

大きな栗が…渋皮ごと煮たのが入ってるのは『一つ栗』と言います。」


えっ、そうなの?じゃあそっちをメインに買わねば。


ちなみに『一つ栗』はこんな感じです。

上の小判型とは違いますね。


挿絵(By みてみん)


マンションの小倉出身のお友達がコレを好きだと言ってたような。

買っていきましょう。



…そして、たくさん買ったら「御菓子印」が頂けるという事で、貰って来ました。


ええ、私は御朱印もですが、ご城印も集めております。

でも、御菓子印は初めてです。


挿絵(By みてみん)


これは…集めるのは困難そうな気がします(笑)。

そこそこ買わないといけないし、全国に散らばっているみたいですから。


さて、腹ごなしに歩きましょうか。


旦過市場へと雨の中歩いて行くのでした。



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