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対策会議、軽トラ女子

鰯の水煮缶を鍋にぶち込みます。

鰯の身をこたこたにほぐします。

水、日本酒、醤油を適量入れ沸騰させます。

ゆできしめんを溺死させます。

ひと煮たちしたら蓋をして部屋を暖めているストーブに乗せます。

きしめんが汁を全て吸うまで放置

どんぶりに移して完成。

お好みで長ねぎを刻んで入れても旨し。

玉子を鍋に割り落とし入れても良し。


超絶手抜きうどん

さてクエストの話だ。

【領主の不祥事を隠蔽せよ】

ただ理想的なお相手を紹介するだけじゃダメなんだよね?

バレない様に進めなきゃ。


《特に期限が決められてはおりませんので、全力で探さなくても宜しいかと》


「そうだね。人様の性癖にアレコレ言うのもおこがましいけど、何か腹立つし。」


誰が、ひんぬーだって?

違う、私は全体的にふくよかだから目立たないだけ。

おい、誰だ太め体型とか言うヤツは?

骨太だからそう見えるだけじゃ!


「とりあえずこのルーゼンでのやるべき事はやったし、明日1日のんびり市場を回って明後日には何処か他の土地に行こうか?」


《はい。あまり長く滞在していると、また面倒に巻き込まれる可能性がありますからね》


南の漁村にアリーさんや他の村民がいつ戻るかは分からない。それぞれに事情ってのがあるんだろうし、状況を伝える事はした。

後はご本人たち次第でしょ?

それよりも、今ビシバシ感じている嫌な予感のワードは……


「クトレー商会のリバイゾさんと冒険者ギルドのジステリアさん。」


これからルーゼンから旅立つまで、なるべくこのふたりとは顔を合わせたくない。

でも冒険者ギルドはトリノスと同じ通りに有るし、リバイゾさんは毎晩トリノスに飲みに来ている。

人通りが少い時間を見計らって出入りしなきゃね。


「一先ず今夜はお風呂に入ってから、他の店で飲むか。じゃ、降りるね。」


《はい。では軽トラさん、ミニカーサイズになって下さい》


パカパカパカパカ


細い路地は暗く危険だからと、ナビちゃんのアイデアでミニカー軽トラちゃんを懐中電灯替わりにして歩いた。


……


………


…………


大衆浴場の女将さんに教えてもらった飲み屋でウイスキーを5杯飲み、トリノスに帰ってきた。

既に食堂スペースの灯は落ちている。


「お帰り。どうだった、ルーゼンの街は?」


アリーさんが迎えてくれた。


「色々有りすぎてクタクタですよ。」


「くふふ、良い感じで酒が入ってる娘が言うセリフじゃないよ。」


「確かに。あ、アリーさんは甘いものお好きなんですよね?これお土産です。」


「あら、ありがとう!こいつは上等なお菓子じゃないか、良いのかい?」


「はい。あぁ……教えてもらったツミノーアは、私には甘過ぎました。」


「そうだったのかい。……もしかして、屋台じゃなくて店で食べたんじゃないだろうね?」


「お店で、コーヒーと一緒に食べましたよ。」


何故かアリーさんが、『あちゃー』てな顔をした。


「あの辺の店でツミノーアを出してるのは、ルーゼンでも有名な甘党の店なんだよ。」


え、もしかしてハズレ引いた?


「しかもあの店は高いからね、アンタが入るとは思わなかったんだよ。悪かったね?」


お、おぉ……

コーヒー2杯で1000イェン

ツミノーア1皿800イェン

うん、日本のケーキ屋と同じ感覚だったから

値段が高いとか思わなかった。


「ルーゼン旅立つ前に、リベンジします。」


「そうだね。あぁ、リバイゾが一緒に飲みたがってたよ。」


やっぱり来てたかぁ!!!





ナビちゃん《軽トラさん、魔石の取り扱いには充分気を付けて下さいね》

軽トラちゃん「うん!他のもいっぱい集めたーい。」

ナビちゃん《それなら沢山、魔物を倒さなければなりませんよ》

軽トラちゃん「そうだよね、また旅に出たら頑張る。」

ナビちゃん《良い心掛けです》

軽トラ女子「ぞわわ……うわ、寒気。酒が足りなかったかな?」

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