表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
35/127

ルーゼン2日目、軽トラ女子

来年、某歌系デュオY●uTuBerさんのライヴがあって、昨年からチケット取って楽しみにしていたのに………。


行けなそう。


泣きたい。

翌日

鳴り響く鐘の音で目が覚めた。


「頭は痛くないし、胸焼けも無し。二日酔い、回避。」


まだ夜明け前だけど起きよう。

そして朝風呂と洒落込もう。

なんて、贅沢。




「おはよう、朝御飯出来てるよ。」


「おはようございます。いただきます。」


ひとっ風呂浴びて、トリノスに戻るとアリーさんが居た。


「今朝はパン粥と玉子サンドが選べるんだけど、どうする?二日酔いは……大丈夫そうだね。」


あ、パン粥は飲み過ぎた人用に用意してあるんだ。

でも私は


「玉子サンドでお願い致します!」


「だよね。」


「はいよ、お待ち。ハムとチーズはボスからのサービスだよ。」


「ありがとうございます。ボスさんにもお礼言っておいて下さい。」


んー。マスタードが効いた玉子サンド、美味しい!

難を言えば粗挽きの胡椒をガッツリ掛けて欲しいけど。


「昨日、クトレー商会の旦那と話がついたよ。」


頬張った玉子サンドを飲み込むのを待ってからアリーさんが話し掛けてくれた。


「あ、ありがとうございます。」


「あぁ。別に私がわざわざ会いに行ったわけじゃなくて、毎晩飲みに来るんだよ。あそこの旦那は。だからついで。」


「常連さんなんだ。……もしかして、夕べ私と乾杯してくれた人たちの中に居ました?」


「あぁ、居た居た。真っ先にあんたに声掛けて1杯奢ったオッサンだよ。」


マジか、恥ずい。


「あんたみたいな若い娘に『お兄さん』なんて、呼ばれて舞い上がってたよ。ホントしょうがないよね、男ってのは。くふふ。」


いつもの居酒屋のノリで他のお客さんと飲んでしまった。

自重しよ。


「商業地区にクトレー商会が有るから行ってきな。噴水広場から北東の道を行けば有るから。」


「恥ずかしながら字が読めないんで、誰かに聞きながら行ってみます。」


「大丈夫さ。クトレー商会のマークは天秤にハートと金貨をあしらってるから、字が分からなくても問題無いよ。」


有るんだ、ハートマークって。


「文字が読み書き出来るのは多くないんだ。だから大体はマークでみんな判別してるんだよ。」


そういえば、ターンさんが村長さんに書いてもらった手紙をアリーさんはどうしたんだろ?

まぁ、人様の手紙の内容については触れない方が良いよね。



「ごちそうさまでした。美味しかったです。」


「そいつぁ、よかったよ。今夜は素泊まりだったね?」


「はい。ルーゼンの名物って何か有りますか?」


「そうだねぇ、商業地区に行くなら甘い物なんてどうだい?」


「良いですね、甘い物。」


「じゃあ、ツミノーアっお菓子がお薦めだよ。」


「はい。食べてみます。」



お酒も好きだけど、甘い物も好き。

おっと、先にクトレー商会に行かなきゃね。









軽トラちゃん「暇ぁ。」

ナビちゃん《……………………》

軽トラちゃん「むぅ………どうにかご主人のそばにずーっと居られる様にならないかな?……チラっ」

ナビちゃん《……………………》

軽トラちゃん「ご主人が知らない方法とか、何か無いのかなぁ……チラっ」

ナビちゃん《………ふぅ。その大きさでは無理です》

軽トラちゃん「えー、ケチ。」

ナビちゃん《……………………》

軽トラちゃん「でも、そうだよね。ボクのおっきさじゃ、お家に入れないし。………となるとブツブツ。」

ナビちゃん《嫌な予感しかしません》

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ