表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
124/127

相性抜群、軽トラ女子

昼間っからチーズフォンデュは、結構クる。

ハイボール片手に、バゲットやブロッコリー、シャウエッセンをフォークに刺してチーズの沼へ。

お腹の中でチーズが固まると、ホント辛いのに食べちゃう。

命懸けのメニュー。

「お待たせしてしまいましたね、ケーコ・トクラ様。」


鐘6つ(20時)が鳴るより早く、メジマーノンさんがトリノスに来た。

スターシアさんには事前に1人増えることを伝えていた為に4人掛けのテーブルを使わせてもらっていた。

……もしかしたらリバイゾさんも乱入してくるかもしれないし。


「いえいえ、来て頂いてありがとうございます。メジマーノンさん。先に始めさせて頂いてました。」


スターシアさんにメジマーノンさん分の料理をお願いして、先ずはビールで乾杯。


《アタシはサンディでーす!ケーコちゃんと旅をしていまーす》


「ゼバニガ商会ルーゼン支店のメジマーノンと申します。宜しくお願い致します。」


うむ、サンちゃんも人見知りせずにちゃんと挨拶出来たね。えらーい!


「実に、実に合うものなのですね。牡蠣と青生生魂大吟醸(アポイタカラノサケ)は。」


「でっしょお!生牡蠣をウォッカでって所もあるみたいだけど、私は断然大吟醸推しです。」


《ねぇ、ナビちゃん。このお酒ってかなり強いんだよねぇ?》


《そうですね。鑑定結果を読み上げますか?》


《ううん、アタシは聞かなくてもいいや。それよりさ……》


《はい。戸倉様は予想通りの酒豪モードですが、メジマーノンさんまでもがとは……》


おい、聞こえてんぞふたりとも。

メジマーノンさんは、かなりのいける口だ。

乾杯ビールの後は、私と青生生魂大吟醸をちびちびやりながらも顔色を一切変えない。

競うつもりも無いが、お互い良いペースで飲んでいる。

飲みの話はメジマーノンさんの蘊蓄(うんちく)。それに私が相づちを打ったり、サンちゃんが質問したり。

メジマーノンさんは声が良いよなぁ。説明するのに適した説得力のある声。

でも一方的に押し付けるでも無く、 無理に同意を求める様な話し方では無いのが好感が持てる。


「おぉ!また何処ぞのオッサンに奢らせてるのかと思ったら、ゼバニガの喧嘩番長じゃねぇか?」


あ、リバイゾさんが来た。

ん、喧嘩番長?


「おやおや……此方でお会いするとは思いませんでしたよ、クトレーの鉄砲玉さん?」


「んだと、こらぁ!」


は?鉄砲玉?

え、なんなん……。

リバイゾさんとメジマーノンさんって会わせちゃいかん関係なの!?





名前 青生生魂大吟醸

種類 祝福之酒

生産国 旧ドワーフの国、地之国

特徴 酒精が強く、ヒト族は何かで割らなければ飲めた代物では無いがドワーフにとっては最高級の酒。

また武器を造る際、清めに使用すれば特殊な技術(スキル)を付与することが出来きると良いねぇ。

その香りと口当たりに騙されるな。

酒の崇拝者以外は、全てを永遠の眠りに誘う。


軽トラ女子「あーあ、折角異種族の飲み友達が出来たと思ったのになぁ……。」

ナビちゃん《魔獣相手に飲酒なさるのが、まずオカシイのですからね?》

軽トラ女子「しょうがない。サンちゃんに少しずつお酒の教育していくか。」

ナビちゃん《……ほろっと酔うくらいで満足する程度にしておいて下さいね?》

軽トラ女子「ナビちゃん、何か声に凄みを感じるよ。」

ナビちゃん《…………………………》

軽トラ女子「はい。」

軽トラちゃん「あっ!トナカイさんの魔石だ!ご主人、ちょーだい!」

軽トラ女子「うん、良いよ。後で燃料タンクに入れとくね。」

軽トラちゃん「やったーー!!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ