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もうすぐルーゼン、軽トラ女子

休肝日

休肝日

鍋焼うどんを豚キム風味で休肝日

明日は飲むぞぉぉぉ!!!

異世界謎ラジオを聞いて、かなりな時間が経った。

まだ終わらない。

ほとんどディスクジョッキー?パーソナリティー?が独りで喋くってる。


《よく喋るヒトねぇ!普段から、こうなのかな?》


《もしそうなのであれば、あまりお付き合いはしたくありませんね》


《そうよね!会話はお互いが言葉を発しなきゃ、楽しくないもん》


私は興味があったり、為になりそうな話なら聞き専門でも良いんだけどね。

接客業の基本は相手の話を聞くことから始まるし、別段苦手ではない。

でもまぁ、聞き手のことを考えずに自分の意見のみを一方的に捲し立てる輩は正直遠慮したい。


《このお店の紹介みたいなの、良いね。行ってみたくなっちゃう》


《コマーシャル、略してCMですね。どうやら全て転移者や転生者のお店の様ですね》


《何でコマーシャルが、シーエムって略されるの?》


《別の世界の文字で……》


よく分からんけど、このラジオのおかげでサンちゃんの気が紛れてくれたのは助かる。

好きあらば、女子トークをナビちゃんと始めるからなぁ……。

もうすぐ日も暮れるし、今日はここまでにしとくか。


「ナビちゃん、この辺で泊まれそうな場所はある?」


《少々お待ち下さい………このまま境界線沿いは進まず、左側前方7キロメートル先に開けた場所があります》


「ん、了解。ありがとう。」


《じゃあ今夜は崖から離れて泊まれるのね!》


そんなに嫌いか、崖の上は見晴らしが良いのに。

軽トラちゃんにはもう少し頑張ってもらい、林を抜けて道らしい所に出た。


「まだ街道じゃないけど、もうだいぶルーゼンに近付いたのかな?」


《はい。ここを道なりに進みますと街道に戻ります。そこからですと、2日ほどでルーゼンの南東門に到着します》


《楽しみだなぁ、ルーゼン!都会!オシャレな街!》


「美味しい物も沢山あるよ。優しい人も多いし……厄介な人も居るけど。」


さて、ルーゼンに着いたらどうしよう。

領主のクエストは、まだ終了のアナウンスが無い。

冒険者ギルドにわざわざ顔を出さなくても良いよな?

とりあえずトリノスに何日か泊まって、予定通り東の港に行くか。

それとも王都の方が近いなら、行ってみるか……。



{そんなわけで本日最後のリクエスト……}



《えぇ、もう終わっちゃうの?面白かったね。》


おっと、リクエストの宛先を聞き逃したな。

どうやら毎日放送している番組らしいから、明日も聞こう。








トム{明日もいつもの時間にトムトムレディオin異世界でお会いしましょう}

トム{お相手はトムでした!good-bye!!}


サンちゃん《トムって、どんなヒトなのかなぁ?》

ナビちゃん《声は良い方でしたね》

サンちゃん《カッコいい声だよね!顔もカッコいいと良いなぁ》

ナビちゃん《ラジオのDJにお顔は、あまり期待しない方が……》

軽トラ女子「どのDJのこと言ってんのナビちゃん?」

ナビちゃん《いえ、あくまで一般的な傾向を申し上げたまでです》

軽トラちゃん「一般的な傾向ってほとんどそうだって言ってるよね。」


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