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アラフォーおっさんのSF無双記~最強コロニーとロボットをもらったので全宇宙を自分と美少女クローンの遊び場とする~  作者: 白銀天城


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ドクターミザリアを探せ

 楽園に帰還してすぐ、ノイジーにドクターミザリアを調べさせる。ロッドがくれたデータも合わせて照合していくと、元助手が連合コロニーにいることが発覚。早速楽園ごと向かう。


「対象該当コロニー3番地区の自宅です。海沿いに建てられた屋敷に帰る日なので、待ち伏せるか、道中で襲撃をかけるプランを提案いたします」


「自宅で待ち伏せでいこう。それじゃあ久々に変装しますか」


「はいはーい! 一緒に行きたいでーす!」


 なんかリリーが立候補してきた。危ないことはさせたくないんだが。


「やめとけ、どんな危険があるかわかったもんじゃないぞ」


「こういうのは助手がいるもんですよ!」


「ハヤテ様のお手伝いができるなら、私たちも一緒に行きたいです」


 シオンも同行を求めてくる。どうすっかな……危険なことはさせたくないが、こいつらが優秀なのは知っている。


「社会見学です!」


「足手まといにはならないように気をつけます」


 珍しくシオンも強く希望している。自主性が出るのはいいことだが、動機がわからん。なんかあったっけ。不思議に思う俺を察したのか、リリーが話す。


「シオンと相談したんですよー。ただハヤテ様の横にいる存在じゃなくて、ちゃんとお役に立って、もっと一緒にいたいって!」


「心配していただいているのは理解しています。それでも、ハヤテ様の役にも立てずにいるのは苦しいのです」


「今のところおまけでしかないですからねー。ばしっと戦力になるところを見せたるぜー」


 こいつらも色々考えているんだなあ。軽く言っているが、目が真剣なのは理解した。ちゃんと監督すればいいか。外に連れ出してやるのも経験だろう。


「わかった。気負って無茶だけはしないようにな」


「わーいやったー!」


「無理を言ってすみません」


「いいさ、行くと決めたらさっさと行くぞ」


 というわけで変装開始。いつものナノマシンフェイスマスクと手袋をつける。今回は3人とも北欧人みたいにしてみた。準備が終わればシャトルでコロニーへ。


「コロニーで海沿いってなんやねんと思ったが、海だな」


 普通に海っぽいものと波のある水面が見える。ビーチもある。そして近くに高級そうな屋敷がちらほらある。そういう場所なんだろうか。


「海ですねえ。リゾートコロニーみたいなもんですかね?」


「お金持ちの居住区ですわね」


 少し離れた位置から屋敷を見る。端末の望遠機能で見た感じ、屋敷の中にも複数の警備がいるようだ。


「人通りが少ないのはちょうどいい。でかい門と見張りが2人か。中に見えるのは5人。門は電子ロックだから通過できるが、見張りが邪魔だな。ノイジーなんとかできるか?」


「監視カメラの映像と電子ロックはどうにでもできます。生身の人間はそちらでお好きになさってください。警備まで連合の関係者です。殺して問題ないかと」


「よし、皆殺しでいこう。出発」


 近くの車に乗って、堂々と正門へ。すると警備が寄ってくるので頭を撃ち抜く。トランクを開けて死体を運ぼう。持ち上げると重いし運びづらい。


「人間って重いな。70キロくらいあるから当然か」


「嫌ですねえ、死んでも迷惑かけてくるなんて」


 言いながら軽々とトランクに死体を投げ込んでいるリリーとシオン。身体能力高いやつはいいな。連れてきて正解だった。門が開いたらそのまま車で中へ。


「ノイジー監視カメラハッキングして敵の位置を教えろ」


「了解です。1階右の部屋に3人。2階に2人。庭に3人います。それ以外はカメラがないため不明」


「1階から行く」


「はーい」


「了解ですわ」


「進路上の右扉の中が不明です。お気をつけて」


 扉にたどり着いた瞬間、中から男が出てくる。俺が銃を構える前に、リリーがビームソードで喉を貫き、シオンがビームガンで頭をふっ飛ばす。


「おおー」


「どうだー」


「やりましたわ」


「いいぞその調子だ」


 順調に殺していく。庭の敵は室内から狙撃。2階も撃ち殺していく。寝室や書斎などで情報を抜き取るのも忘れない。


「1階のリビングに女発見。男の妻ですね」


「殺していい。どうせ女は騒ぐし言うことを聞かない」


「ほーい」


「男との交渉材料にしてはいかがでしょう?」


「うーむ……騒いだら殺そう。大人しくするなら生かす」


 リビングに突入。テレビ見ている女がいた。ああビッチだな。少なくとも整形だ。こんな質の悪いやつしか妻にできないとは哀れな。


「誰? 新しい護衛? ここにいる時は入ってくるなと言わなかった?」


「静かにしていろ。要があるのはお前の夫だ」


 銃を向ける。不機嫌さを隠そうともしない女。


「はあ? ちょっと誰か! 誰かいないの!」


「みんな死んだ。行きているのはお前だけだ。わかったら静かにしろ」


「そんなわけないでしょ。さっさと出ていきなさい!」


 女の顔すれすれを撃つ。静かにしてくれマジで。驚いた顔をしている女。撃つと思わなかったのかアホめ。


「ちょっと顔に傷がついたらどうするのよ!」


「どうせ適当にいじって作ったテンプレ顔だろ。大して変わんねえよ。それよりドクターミザリアについて知っているなら話せ」


「誰よ? 知らないわよそんなの!」


「本格的に役に立ちませんわね」


 このあと情報を何も持っていないことが発覚。それだけ聞くのに10分もかかったぞ。なんだよこいつ。


「それで全部か?」


「だから何も知らないわよ。夫が何をしているかも知らない! そんなの興味ないから聞かれてもわかんない! だからおぶっ!?」


 うるさいので頭を撃ち抜いた。やはり女は不快だ。気分を整えるためにも、今のうちに休んでおこう。なんとなく冷蔵庫を漁る。


「おっ、いい肉あるぞ。高そうなやつ」


「焼いちゃいましょうぜ!」


「こちらにお鍋がいっぱいありますわ。料理が趣味なのかしら」


「炒飯でも作るか」


 キッチンも高級品っぽい。冷凍庫に米が小分けにしてあるし使おう。ネギと卵あるし、ここは炒飯だ。


「よし、一緒に作るぞ。まず鍋を温める。次に肉を切って焼く。チャーシューがなければ炒飯は作れないという軟弱な考えはやめろ」


「はーい! お鍋振ってみたいです!」


「いいだろう、だが鍋から飛び散らかすな。炒飯は格闘技だ」


「おっす!」


「暴れないでねリリー」


「ちゃんとやるもーん」


 リズミカルに鍋を振るリリー。最初はゆっくり。慣れてきたら少し米が舞うくらいになる。シオンは心配そうに見ている。いつでもフォローに入れるように待機しているっぽい。


「ふっふっふー、おらおらー」


「調子こいてこぼすなよ」


「もう、手つきが危なっかしいわ」


 鍋をリリーが、ネギ切って卵を混ぜるのがシオン。俺はベストタイミングで食材を鍋に入れる。こうして炒飯が完成。テーブルに並べてみんなで食べる。


「いいぞ、米がパラパラだ」


「おいしい!」


「じょうずにできましたね」


 おいしく食べていると、家の主が帰ってきた。リビングを開けて静止している。画像で見ていた通り、白髪のおじさんである。


「なんだね君たちは。人の家で何をしている。警察を呼ぶぞ」


「炒飯食ってるだけだ。お前も食うか? お前の家にあった食材だ。食う権利はあるぞ」


「本当に何を言っているんだ! 君たちのような人間は見たことがない。まず名乗ったらどうだ」


「名前とかいいじゃん。炒飯やるからドクターミザリアについて話せ」


 露骨に焦りが見えたな。何か知っているといいんだが。とりあえず銃を向ける。


「お前元助手なんだろ? 話せ」


「何者だ。コロニー同盟か?」


「いいや違う。それと電話は通じないからやめておけ。ただミザリアに会いたいだけだ。居場所が知りたい」


「知らん。本当に知らん。数年前から会っていない。どこかへ逃げた」


 そこまではロッドの情報と一致する。だが元助手が知らないレベルで逃げているとなると、かなり追うのが難しくなるな。


「ミザリアか近いものへの連絡は取れるか?」


「ミザリアは不可能だ。だが今の副官の居場所はわかる。このコロニーから出ていない。連絡もつく」


「なぜミザリアはいない?」


「自分が狙われていることを知っている。少なくともこのコロニーにはいない。副官以外が連絡することもできない」


 でまかせではないだろう。副官とやらにメッセージを送らせる。文面を見たが、いつものように相談したい。あの喫茶店で待つ。とだけ書かれていた。


「それだけか?」


「場所は私たちしか知らん。これ以上は会って話さなければならない。余計なことを書いた時点で疑われる取り決めだ」


 嫌な予感がした。端末からこいつの場所は相手に知られる。メッセージと取り決めについては、俺たちは何の情報もない。罠の可能性が高い。SOSを送られている気がする。


「すぐにここを出る。爆薬セット」


「完了しています」


「爆薬!? 待て、この家は高かったんだぞ!」


「なら盛大にやらないとな」


 探索中にも仕掛けておいた。あとはこいつを連れて喫茶店とやらに向かうだけだ。


「待て、せめて妻に会わせてくれ。家にいるはずなんだ」


「死んだよ。次はもうちょいましな女を探せ」


「そんな、あれでもまだいい方だったんだぞ!」


「あれで? 結婚しなきゃよかったのに。妥協して結婚しても幸せにはなれないぞ」


 うなだれる男を確保して、車で屋敷を出る。同時に大爆発が起こり、振動は走行中の車にも伝わった。


「うははは! 派手にやりましたねぇ!」


「証拠は完璧に隠滅するのだ」


 しばらく車を走らせていると、隣に妙な車が来る。素早く窓が空き、中から銃を持った男が顔を出す。嫌な予感がしていたので、あらかじめ銃を構えていた俺たちは、そのまま敵の車ごと撃ちまくった。穴だらけになり、壁に激突して敵の車は止まる。だがあれが最後じゃないだろう。


「敵が気づくのが早いな。やはりお前の端末から追跡されているか」


「これは喫茶店も嘘の可能性が高いですわね」


「オーナー、目的の喫茶店ですが、武装を隠した人間が多数張り付いています」


「なるほど、完全に罠か」


「うがっ!!」


 男の肩を撃っておく。制裁はしておこうね。


「本当の居場所を教えろ」


「ぐっ……無駄だ。私を殺せば手がかりはなくなる。私の端末がなくなれば、副官には会えない。詰みだ」


「解析完了。このコロニーにあるバイオ研究所から信号が出ています」


「バカな!? セキリティを突破したのか!」


 こいつの屋敷でデータは奪っておいた。この短時間で解析してくれたらしい。


「ならそこに行く」


 男の端末を破壊。捨ててから研究所へ向かう。だが背後から複数の車が来る。


「少し遊んでやるか」


 運転はノイジーに任せ、邪魔な追っ手を蹴散らすとしよう。

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マトのお代わりがたくさん来るぜ! テンション上がるなあ~
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