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1章 子育ての準備1
「人間を育てる..?」ゴブリンくんが口を開き、言った。困惑している、そりゃそうだ。魔族が魔獣を育てる事は耳にするが、魔族が人間を育てるなど前代未聞だ。ゴブリンくんと俺の間で少しの沈黙が続く。先に口を開いたのはゴブリンくんの方だった。「...今レベルいくつ?」「え、48だよ。あと少しで進化するけど..それがどうかした?」「いや、少し気になっただけ!W..人間育てるか〜」..案外あっさり決まった。レベルの話をふっかけてきたのが気になるが、俺はその話に触れなかった。
とりあえずいつの間にか足元まで寄ってきていた赤ん坊を連れ、俺たちは村の近くにあった洞窟の中に横穴を掘り、わらを敷き、そこに赤ん坊の部屋を作った。よし次は..「赤ん坊のご飯ってどうしようか..」「....笑」考えてもいなかった..仕方がないのでゴブリンくんに子守を任せ、俺は久しぶりに人間の街に出ることにした。




