子育ての準備2
「人間の街に顔を出すのは久しぶりだな..」ここは魔王様の城から約2000km、先日襲った村からは約700kmも遠い場所に位置する、アジンベルデ王国だ。アジンベルデ王国よりも近場の王国は2国ほどあるが、一つは人種差別が激しく、魔王の城からも近いので商人や歩兵の当たりが酷く(国民が移住することが許されていないのが主な原因)、もう一つは...
「おいそこのお前ぇ!」突然声をかけられる。かけてきたのは歩兵か?見るだけでも分かるくらい素行が悪い奴だな...「何でしょう?..もしや兵長様でございますか?」「え"?!...おう、そうさぁ!!」横暴なやつは持ち上げた方がいい、対応が楽だ。「どうされましたか?兵長様」「いやぁ、最近フードを被った背の高い男が女を誘拐していると王国内で話が広まっておってなぁ、今 歩兵等で探しておるのだよぉ」(..フードを被ってきたのはだめだったかな..)「なるほど、それは大変でございますね。ですが兵長様も直々に探すなんて..貴方様は素晴らしい心をお持ちですね」「..だろぉ!!見た所お前は違うとぉ見た!引き止めて悪かったな」「いえいえ〜引き続き捜索頑張ってくださいまし。兵長様」...時間を取ってしまったな、急いで魔牛の乳液を買わないと。
[魔牛の乳液 入手度D 魔牛が落とす粗悪な乳液。飲んだ者は2%hpが回復する。稀に体調不良になる。金ある奴は入手度C牛の乳液を買え] 本当は牛の乳液を買いたいが、そもそも牛も魔獣に喰い殺され、結構な貴重品なのだ。しかながないので今回は魔牛の乳液を買うしかないというわけ。(普通に金欠ってのもある)
「毎度ありー」...ここの王国の店主はみんな明るくていいな。そろそろ帰るか




