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ソ○モンよ、私は帰ってきたぁ!
はい、お待たせいたしましたUSB端子も見つかり
やっとの事で次話投稿でございます。
お楽しみいただけたら幸いです。
「ふぅ、全くとんだ目にあったよ」
重い溜息を吐きながらやたら豪華なベットに背中から体を投げる。
ボフッと言うなんとも心地のいい柔らかさでベットは迎え入れてくれ
丁度良い反発が返って来る。
天井をボーっと見つめるその頭の中では舞薗さん達が巻き込まれなくて
良かったと言う念がある半面。
クラスの大人数に責められた事で無意識に疲弊している。
正直言ってしまうと王様はいい人だと思うけどこの王国に思い入れが有るでも無いし
どこか別の国等に逃げて、当面遊んで暮らせば良いかなどとも考えたが
思い入れが無いと言っても流石に少しでも気の知れた人を見捨てるのも
忍びない、何より先程も助けてくれ様とした舞薗さんや猫美姉妹、東藤さん達。
そして唯一信頼の置ける友である、恭馬がいる。
これからの事で悩んで居ると、ふと一つの方法が浮かぶ
現段階で何が問題なのかそれは僕の事を蔑んでくる者たちがいる事だ
では目視または関わらなければ居ないのと変らないのではないか...
考えとしては最もであるが現実的に考えて実現は不可能な考案、
極普通の一般人に気配を消せとか天井に張り付いてなんて事を言っても、
当然無理の一言で終わるだろう。
だが、それは前の世界での話だ。
この異世界ではどうだ? 今の自分ではどうだ?。
正確な比較対象が無いので確実とは言えないが、恐らく高スペック高性能のスキル、
高い能力値の有する今の自分では?。
しかも、考えてみれば僕は職業でなにを選んだのだ?
【忍】
そう忍だ。語感の良さと厨二病全開で選んだが、
そこはもう忍んでこその忍だろう。
オオー!ジャパニーズ ニンジャー イエー だ。
いや、意味が分からんし何を言っているんだ俺は…
まぁ、なにはともあれ見つからずに食事を摂り、
訓練をし、休息睡眠を取れば
予想が正しいならなんら問題も起こらず行けるのだ。
どうせどっかの貴族が横領とかしてるだろうし
物資の管理もおざなりだろうから少し位なら無くなってもいいだろう
そして、思い立ったが吉日、有言実行だ。
と、そこで丁度外からは数人の足音が聞こえる。
あんな事をした後だきっと、誰かが探しに来たのだろう。
丁度良い事に、唯一の逃走経路である窓の向こうには生垣で囲まれたバラ園らしきものが見える。
外に飛び出した後の様子見の為の隠れ場にもなる。
幸い自分の手荷物はポケットに入っているから取りあえずそれらを持って、窓から外に出る。
そう言えば、旅行バックはどうなったんだろ...
窓のふちに足を掛け思い切って飛ぶ
ザッ!と言う音と共の体に少しの衝撃が来る。
......咄嗟の事だったから気にしなかったけど三階から
飛び降りても何とも無いってどうよ?
まぁ、兎も角先程窓から発見していたバラ園に一先ず隠れる。
生垣の陰に入る様にすれば取りあえず隠れるには大丈夫だろう。
生垣を背にしてチラリと今飛び降りて来た窓を見てみる。
ドキッとしてサッと頭を引っ込める。
いじめっ子代表、田仲の野郎が窓の縁に手を付き外を見ていた所だった。
ふぅ、危ない危ない。
ふと、腰に巻いておいた巻物に手が当たる、
そう言えば、この巻物には何か特別な能力がどうとか言ってた様な...
この逃亡が成功して安定した住処が得られたら確認しておこう。
「もし?、貴方は何をなさって居るのです?」
咄嗟に足を引っ掛けて倒した後、拳を突き出す「きゃっ」と鳥の囀るような
綺麗な高い声が聞こえ拳が顔に届くギリギリで止めることが出来た、
仕方ないと思う、逃亡中の身の上それに巻物のこともあって
本当に警戒心が強くなっててビックリしたんだ、ほとんど反射的に動いていた。
よく見ると結構、身形の良い格好の齢20か其処等の女性が
驚愕した顔で此方を見て来て居た。
一瞬でわかった。僕、絶対にやらかした...
決心新たに描いたばかりの華々しい異世界生活の日々が
ガラガラと崩れ落ちる音が聞こえた気がした.........
読んで頂き有難う御座います。
申訳ありませんが次話も目処が立っていませんので
遅くなってしまうと思います。




