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久しぶりの再会で、思わず声を掛けちゃう
「あれ、せっちゃん?」
久しぶりに見かけて、すぐには分からなかったけれど、
どこか面影がある気がしたので、
思わず声を掛けてしまった。
(あ、やばい。
向こうは私のこと、覚えていないかもしれないのに。
しかももし覚えていたとして、私と話したいとは限らないだろうし。)
内心、すごく戸惑ってドキドキしていると、
「えっと。」
と、か細い声が聞こえてきた。
(あー、ほら。やっぱり困ってるよ。
すぐに切り上げてさっさと去ろう。)
「あ、急にごめ…」
「もしかして、さっちゃん⁉」
私に気がついたせっちゃんは、
びっくりしつつも、嬉しそうな表情をしてくれていた。多分。
(覚えててくれたんだ。
それに、迷惑そうにされてなくて、良かった。)
「さっちゃん、久しぶり!
相変わらず綺麗で、羨ましいなあ。」
「全然だよ。せっちゃんこそ、一瞬分からなかった。
やっぱり変わらず可愛くて、大人っぽくなったね。」
こうして、せっちゃんのおかげで、
私たちはしばらくおしゃべりを楽しむことができたのであった。




