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繊細さん物語  作者: 気まぐれメイ


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20/30

久しぶりの再会で、思わず声を掛けちゃう

「あれ、せっちゃん?」

久しぶりに見かけて、すぐには分からなかったけれど、

どこか面影がある気がしたので、

思わず声を掛けてしまった。


(あ、やばい。

向こうは私のこと、覚えていないかもしれないのに。

しかももし覚えていたとして、私と話したいとは限らないだろうし。)

内心、すごく戸惑ってドキドキしていると、

「えっと。」

と、か細い声が聞こえてきた。


(あー、ほら。やっぱり困ってるよ。

すぐに切り上げてさっさと去ろう。)

「あ、急にごめ…」

「もしかして、さっちゃん⁉」

私に気がついたせっちゃんは、

びっくりしつつも、嬉しそうな表情をしてくれていた。多分。


(覚えててくれたんだ。

それに、迷惑そうにされてなくて、良かった。)

「さっちゃん、久しぶり!

相変わらず綺麗で、羨ましいなあ。」

「全然だよ。せっちゃんこそ、一瞬分からなかった。

やっぱり変わらず可愛くて、大人っぽくなったね。」

こうして、せっちゃんのおかげで、

私たちはしばらくおしゃべりを楽しむことができたのであった。

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