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繊細さん物語  作者: 気まぐれメイ


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18/30

優しすぎて、困っちゃう

幼馴染のお姉ちゃんであるさっちゃんは、いつも優しかった。

だからこそ、他の人たちを傷つけたくなくて、

代わりに、自分が嫌なこととかを全部、引き受けちゃうような人だった。


僕は、そんなさっちゃんの、

優しくて思いやりがあるところは大好きだった。

けれど、そのせいで、さっちゃんの周りにいた人たちは、

さっちゃんに何でも面倒ごとを押し付けていた。

それでさっちゃんが、人知れず、

辛そうにしていたり、悲しんでいる姿も見てきたから、

僕は複雑な気持ちもあった。


でも、いつでも優しいさっちゃんは、

「大丈夫だよ。」

って、僕の前でもいつも無理して言って、無理して笑っていた。

そんなさっちゃんの表情や様子が、

僕は見ていて、僕の方が、本当に胸が締め付けられるような思いだった。


さっちゃんの、そんな優しいところは、

さっちゃんだけの良いとことではあるからこそ、

僕が、さっちゃんのことを守って、

いつでも心の底から笑っていられるように、してあげたいんだ。

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