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繊細さん物語  作者: 気まぐれメイ


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14/30

お誘いが断れなくて、疲れちゃう

「せっちゃんごめんね、待った?」

「ううん、大丈夫だよ。私もさっき来たところだったの。」

あえて明るく答えたけれど、本当は嘘。

待ち合わせの10分前にはもう着いていたし、

実は結構、待ちくたびれちゃってた。


でも、そんなことは知らないで、私の返事にホッとした様子で、

「良かった。

私ね、ずっとせっちゃんと遊んでみたかったんだ。

今日は本当にありがとう!」

と言ってくれた。

そんなこと言われちゃうと、こっちが申し訳なってしまう。


「そんな、全然だよ!

私の方こそ、誘ってもらえてとっても嬉しいの。」

そう言って、私たちはお互いに笑顔で歩き始めた。


珍しく、部活動の後で声を掛けてもらった私。

それで、休日に一緒に遊びに行くことになった。

だけど、本当は、久しぶりの休日だったから、

たくさん、思う存分、寝てゆっくり過ごそうと思っていたんだよね。

でも、せっかく声を掛けてくれたし、

この機会を逃しちゃったら、もうまた次があるとは限らないよね。

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