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俺のパワーーーーーーーーーーーーーーー>>>俺を追放してきたパーティ   作者: アルカ・ハラサ


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たのしい反乱

 どうやら反乱軍は、確実に都へと近づいているらしい。俺もそろそろ暴れ始めようかな。とは言っても闘いながら王宮を目指すってのも面倒だから、普通の冒険者のふりして王宮そばまで歩いていこう。

「アルゴ・ロンドだー!」

いきなりバレた!チキショー、通りにいた兵士の一人が、俺の顔を知っていたんだ!

「ロンドが出たぞー!衛兵―!」

「陛下にも伝えろー!」

こいつら、激ヤバA級ソルジャーズだ!冒険者どもとは比較にならないくらい組織だった動きをする!でも俺の方が強いんだぜ!

「オラっ!」

俺のライト・カチカチマッスルから放たれる超最強激強パンチが、敵兵の胴体を鎧ごと貫き、後ろにいた役人の顔に背骨と血を浴びせる!

「むうっ…」

「ひるむな、いくぞー!」

「あれを討伐すれば、家ごと成りあがれるぞ!」

貴族王族の警備をしているだけあって、士気が高い!これは俺のスキル『説得』の出番だな。

「あーあーあー、わたくしアルゴ・ロンドのそっくりさんでございます。最強ハンサムのアルゴは向こうを走っていきました」

「通るかそんなもん!」

「なめてんのかおめー!」

「兵隊ぶち抜く奴はどのみち逮捕だボケッ!」

なんてこった、通じねえ!

「しょうがない、ぶち殺しつつ行く!」

「あぁ!?なんつったテメー!」

「いくらなんでも無茶だぜロンド!」

「ウオリャあああああ!」

俺は敵が槍で突いてくるのをかわしつつ懐に飛び込み、兵士の首を掴む。

「ごほっ」

俺の両手が首を潰し、敵は身体をピンと張らせる。

「そうだ、ついでに…」

今死んだ敵兵の首をもぎ取り、別の兵士に向けて投げつける。兜をつけたままだから、当たるとかなり効くはずだ!

「こおっ」

首はみごと、敵兵の胸にめりこんだ。ビビってくれてないかなと思って兵士たちの様子を見てみたが、こんな死にざまを見ても逃げ出すどころかひるみすらしていない!貴族を守る役割を与えられているというのは納得だ、こんな兵隊はそうそういない!

「あいつだ!」

「あれがあのロンド…」

周囲を見回すと、兵士の数が増えている。他の場所から応援に来たらしい。時間をかけるほど不利になっていくぞ。

「行かせてもらうぜ!」

俺は王宮へ向けて走り出す。ルート上の奴らは当然なぎ倒す!

「こいつ速…」

「うおおおおおっ!」

ラリアットが敵兵の首にぶつかり、敵兵が倒れる音がした。たくさんの敵が俺を止めようとするが、俺の足が速いから捕まえられない。

 走っていると、王宮の門が目に映る。門は開いていて、ちょうど馬車が出ようとしているところだった。

「あの馬車、随分豪華だな。それに護衛までいる。王族かな。多分避難しようとしていたんだ。」

兵士たちの中を突っ切り、馬車のそばまで近づく。

「かわいそうなやつだ、俺に出くわすとは!」

俺は馬車を掴むと、持ち上げる。

「殿下が!」

「まさかあいつ、ロンドか!」

「下ろせ!その馬車を!」

兵士たちの声を聞きながら、持ち上げた馬車を宮殿の窓へ向けて投げる。馬車は、馬と御者を振り落としながら、屋内へと飛び込んでいった。宮殿から悲鳴が響く中、俺は呆然としている兵士たちに襲い掛かる。

「ぎゃあ。」

「ごふっ」

首を握りつぶし、あるいは殴って折る。王宮を守る兵士たちはたいてい装備はしっかりしていて、鎧を着てはいるが、それでも首を守れるような高級なものではない。首まで覆える鎧はとんでもない高級品なんだ。もっとも俺なら鎧だってぶち抜けるがね。

「まずい、城に入るぞ!」

「止めろ止めろ!」

兵士たちは大慌てで俺に襲い掛かるが、俺を倒すには到底足りない。俺はそのまま城の中へと進んでいった。


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