EPISODE.93話〘静かなる怒り リョウVS魔人四天王〙
バザドルの街戦闘編リョウ編をお送り致します。
本日2話分の2本目です
最後まで読んで頂けたら幸いです。
俺たちは、バザドルの街の正門を開け、戦闘を開始した。
「まずは俺から行かせてもらうぜ!喰らいやがれ!」
「我が名はトレン。汝に命ずる。聖なる光の加護を受け、天空の生命を捧げ、我に聖なる光を与えよ。我が生命に懸けて、汝の聖なる光の魔力を力へと変えよ!光魔術奥義!【アルティメットホーリーエクストリングレイン】!!」
俺はいきなり光魔術の奥義を放った。
上空から無数の光線が降り注ぎ、魔物達に大ダメージを与えていく。
だが次の瞬間、背後から魔物がトレンへ襲い掛かった。
「「「トレン!」」」
「ペルナギ!【氷炎撃】!」
ペルナギが放った氷炎撃が背後の魔物達を一掃した。
「大丈夫か?まともに喰らったみたいだったが……無傷なのか?」
「嘘でしょ……」
「説明は後です!今は正面の敵を殲滅するのが先です!【虹色結晶刃】!」
「そうだな!みんな行くぞ!」
「「「了解!」」」
俺たちと【炎國乃黎闘翠】メンバー達は次々と魔物を殲滅していき、正門付近の敵を壊滅させた。
「これでもまだ序章かよ……」
「仕方ないですよ。予想以上に敵の数が多すぎます。」
「それじゃ、ここからは二手に分かれて行動だな。」
「そうですね。リョウ、右側を頼んだよ。俺は左側へ行く。」
「了解っす。中央広場で合流っすよ。」
「ああ、必ず合流しよう。」
俺たちは二手に分かれて行動を開始した。
トレンと別れたリョウ達は、右側の区域を進み続けていた。
その時だった。
「ワォォォォン!!」
ナイトディランが鋭く吠えた。
「サクメ!【防圧壁】!ニーナシュン!【雷光壁】!」
サクメとニーナシュンが即座に防御魔法を展開し、シーラレイ達を守る。
「ヴェイルガー!【龍號砲】!!」
ヴェイルガーの嘴から巨大な光線が放たれた。
「シーラレイさん!ガッサさん!オーガロさん!伏せて下さい!!」
光線は右側一帯を薙ぎ払い、時計回りに旋回しながら魔物達を次々と吹き飛ばしていった。
「俺達も行くぞ!オーガロ!」
「ああ!敵を殲滅するぜ!」
ガッサとオーガロも追撃へ移る。
「いきなり俺から行かせてもらうぜ!【闘神】【闘神速】!!喰らいやがれ!【豪烈衝撃波】!!」
放たれた衝撃波が魔物達を吹き飛ばし、次々と体内爆破を引き起こしていく。
「ちっ!予想以上に敵が多いぞ!気を付けろ!」
「確かにな!なら俺も行くぜ!奥義!【千本剣舞廻天烈破】!!」
オーガロの奥義によって、無数の剣が空から降り注ぎ、魔物達を斬り裂いていった。
それでも敵は減らない。
「トレンの予想が当たったっすね……なら、あの武器を使うしかないっす。」
リョウは、トレンから聞いていた。
大量発生している魔物達には、必ず“発生源”が存在すると。
リョウはサクメとニーナシュンへ指示を出した。
「サクメ、ニーナシュン。お前達はシーラレイさん達の支援を頼むっす。敵は遠慮なく殲滅していい。」
「「…コクコク」」
二体は頷いた。
リョウは優しく頭を撫でる。
「シーラレイさん。サクメとニーナシュンをお願いします。自分はナイトディランとヴェイルガーを連れて前に出るっす。」
「わかったわ。気を付けてね、リョウ。」
「了解っす!」
リョウはガッサとオーガロの元へ向かった。
「行くぞ!ナイトディラン!ヴェイルガー!」
「ワォォン!!」
「クワァァ!!」
「ナイトディラン!【狼神速】!ヴェイルガー!【飛行】!さらに【闘魂】【闘神速】!!」
その頃――
「くそっ!一向に敵が減らねぇ!」
「しかも増えてやがる!……ぐはぁっ!!」
オーガロが吹き飛ばされ、壁へ激突した。
「オーガロ!!……ぐわぁぁぁ!!」
ガッサも吹き飛ばされる。
魔物達が二人へ止めを刺そうとした瞬間――
「……【雷撃】」
上空から無数の雷が降り注いだ。
魔物達は次々と消滅していく。
「大丈夫っすか!?ガッサさん!オーガロさん!これを!」
リョウは二人へ【ポーション・極】を投げ渡した。
「助かったぜ……」
「マジで危なかった……」
リョウは静かに前へ出る。
「ここからは自分がやるっす。二人はシーラレイさんの援護をお願いします。」
「……わかった。だが無茶はするなよ。」
「撤退も選べ。いいな?」
「了解っす!」
リョウは拳武器を構えた。
「……行くぞ。ナイトディラン、ヴェイルガー。」
「ワォォン!!」
「クワァァ!!」
ガッサが小さく呟く。
「リョウの奴……」
「ああ……静かにキレてやがる。かなりヤバいぞ、あれは。」
「本気の戦い方、見ものだな。」
「だな。シーラレイの所へ急ぐぞ。」
「了解!」
ガッサとオーガロはシーラレイ達の元へ向かった。
一方その頃――
リョウは大量の魔物が現れ続ける発生源を発見していた。
「ナイトディラン!【炎煉撃】!ヴェイルガー!【風斬波】!」
周囲の魔物を瞬時に殲滅する。
「……こいつが原因か。なら破壊するだけっす。」
その瞬間――
「……そうはさせない。見つけた者には死あるのみだ。」
低く不気味な声が響いた。
「……出てこい。いるんだろ?出ないなら、こっちから行く。【ダーク】!!」
「……っ!?」
闇魔法が放たれ、敵は即座に回避した。
「避けたか。何者だ?」
「我は【魔界の四天王】の一人――オーガデビルデオ。貴様の名は?」
「…リョウだ。」
リョウは拳武器を構える。
「リョウか……良い名だ。では行くぞ!」
「ああ、こっちも殺るっすよ!オーガデビルデオ!!」
「「ハァァァァァァァァァァァ!!」」
こうして――
リョウと【魔界の四天王】オーガデビルデオとの壮絶な戦いが幕を開けるのであった。
次回もリョウ編をお送り致します。
お楽しみに
これまで読んて頂いてる皆様、評価して頂いてる皆様
本当にありがとうございます。(`・ω・´)ゞ
本当にランキング入りも予想外の位置にいるので
正直驚いています。
これも、ひとえに読んで頂いてる皆様のお陰です。本当にありがとうございます。
ブックマーク登録して頂けたら幸いです。




